昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

三鷹通信(148)多摩碁慶会

2016-04-24 05:09:27 | 三鷹通信
 昨日は久しぶりで地元の同窓会囲碁仲間の大会「多摩碁慶会」に参加した。     
 
 三鷹市のみならず多摩地区から強者が28名も集まり技を競い合った。
 会長である藤森三男慶應義塾大学商学部名誉教授からすてきな挨拶文を頂いているのでご紹介します。

 春です。碁慶会の季節であります。皆々様の碁運の程はいかがでしょう。
 私事に至りますが、このところ碁の勝運に見放されたのか、打つ度に負けが重なる状態です。
 自分では碁の勉強を以前にも増して積んできて、筋の良い碁が打てているつもりなのに、です。
 変なところで見落としがあって、結局は負けになる情況を重ねていて情けなくなってしまいます。
 皆様にはそんなことはないでしょうか。
 しかし、よく考えてみますと、だから囲碁は良いのでしょう。
 普通はたとえ友人であっても夜郎自大に得意がっている者に対して注意をしてくれませんし、ましてや私のように80歳を超してまで社会とかでアマアマの仕事をしてきたと考えられる者に対して直接に面と向かって注意を促す人はいません。
 その点、囲碁はインチキの手を咎めて野郎をギャフンといわせるのです。
 だから当人は反省もでき、次のステップを踏み出せるのです。
 囲碁は体を動かすスポーツとは違います。私共は80歳を超えてもなお日本代表になった平田さんを知っていますし、プロでも70歳近くで碁聖でしたか、チャンピオンになった藤沢秀行師もいます。高齢でも棋力は向上するのです。
 負けても負けても棋力向上に向かって頑張ることができるのは、愉しい限りです。
 皆様、碁慶会で囲碁を楽しんだ上に棋力を向上させて下さい。
 勝っても負けても素晴らしいのが囲碁です。


 ボクは日ごろ小学校の課外授業で囲碁を教えている。
 
「ほらこれは欠け目でしょう! 生きていませんよ」などと生徒に注意している身でありながら、欠け目を見落として負けてしまった。
 ところが上位ランク者と対戦したとき、今度は欠目の大石をうまく引きずり出し勝つこととができて、運よくとび賞にはまり素敵な賞品をいただきました。
 
 オーストラリア産の赤ワインと伊万里焼の小鉢です。
 いやー、囲碁は愉しいことを実感しました。

 日頃麻雀仲間の小松郁彦さん、優勝おめでとうございます。
 幹事役の廣瀬政和さん、金澤拓平さん、すてきな大会ありがとう!。

 


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