昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(375)カツオクジラのマジックのような狩り

2016-04-16 07:35:59 | なるほどと思う日々
 NHKテレビ「ダーウインが来た!」も見ごたえのある番組ですね。
 
 今回はタイ湾のカツオクジラがいかにして餌である小魚を確保するか? まるでマジックショーのような巧みな手法を使うんです。
 所はタイ沖のタイ湾。
 
 主役はカツオクジラ。
 
 手法は、ただ大きな口をぱっくり開けるだけで小魚がどんどんその中へ入ってくる。
 
 その魚(カタクチイワシのような小魚)を横取りしようと鳥たちも寄ってくる。
 

 なぜこんなことが可能なのか?
 東京大学大気海洋研究所のチームが調査しました。
 まず、場所的な特性がある。
  
 10メートルぐらいの比較的浅瀬です。
 クジラたちは立ち泳ぎして口を開ける。
 
 みそは、尾びれで海底の泥を巻き上げる。
 小魚の大群はパニック状態になると物陰に隠れようとする。
 その習性をカツオクジラは賢くも利用したんですね。
 小魚は物陰と勘違いしてクジラの口の中へ競って飛び込むというわけです。
 賢いのは人間だけではないですぞ!

 <好奇心コーナー>
 
 ノーベル文学賞受賞作「チェルノブイリの祈り」の作者スベトラーナ・アレクシェービッチの言葉。
 
「私たちは自然と争う力はない。自然との調和でしか生きられない」


 これまで地震の少ない熊本県を中心とする地域で地震が起こった。
 
 
 罹災者の皆さまに心からのお見舞いを申し上げます。



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