昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(355)一億総活躍社会

2015-12-03 04:57:20 | なるほどと思う日々
「一億総活躍社会」
 
 なかなかのスローガンだ。

 そもそもアベノミクス「三本の矢」という刺激的な政策をぶち上げて登場した安倍政権のアピール度は大したものだった。
 
 ところが三本目の矢がもうひとつだと見て新三本の矢を矢継ぎ早に繰り出してきた。
 そしてそれを実現させるための「一億総活躍社会」!
 
 日本経済新聞の「大機小機」によれば、それってイギリスの「第三の道」のパクリじゃないのかと?
 
 そこで、イギリスの「第三の道」政策について調べてみた。
 長く続いた「イギリス病」を克服するためにマーガレット・サッチャーら保守党政権による新自由主義政策によってイギリスの経済構造は大きく改革・改善された。ところが経済格差が広がり貧困層が増大する。引き継いだブレア労働党は市場の効率性を重視しつつも、「社会参加」の動機づけを持つ者を支援すること、地方の自治・自立を促す地方分権の道など、自由市場と福祉国家主義の結合によって社会統合を実現するという社会学者アンソニー・ギデンズの「第三の道」を選択した。 この「第三の道」における公正は、伝統的社民主義の哲学が提示する結果の平等ではなく、教育の充実に立脚した上での、機会の平等に重きを置いている。         
 「一億総活躍社会」実現のために、わが国はまず女性の地位向上、労働環境の整備、子育てと家族支援。出生率の上昇には、こうした施策に政府が持つ資源を総動員するぐらいの覚悟が必要だと「大機小機」は結んでいるが同感である!

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