昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(99)文明の進化路線に逆らえるか(22)<ミニミニ講座>

2011-11-16 04:53:59 | エッセイ
 前回男性だけだったミニミニ講座に女性たちが戻ってきた。
 
「最近日本では薬害が多い。薬や病院に頼るより、体操や深呼吸で自身の自然治癒力を高めましょう!」
 

「自然農園の農作物の魅力があれば、TPPなんか怖くない!」
 

「会社でちょっとしたPR小物を開発した。最近社長から安易に使わないようになんて通達があったが、その言い方っておかしくない? 折角の開発品だ。こんな使い方もありますよ。どんどん使いましょう! と前向きであるべき!」
 

「最近の学生は就職を控えて、自分が何に従事すべきか悩んでいる。キャリアカウンセラーの資格を取ったので、中学生あたりから早めに自分の進路を描けるようアドバイスしたい!」
 

 やっぱり、女性パワーはすごい。
「男性よしっかりしなさい!」と一喝されてしまった。

 男性からも興味深い発言がありました。
「原発事故に関してマスコミは何でもかんでも洗いざらいオープンにしろ!というが、風評被害に配慮した<隠し>は必要。むしろ、分からないことは分からないと、問題点を明確にすることの方が重要」とすこやさん。
 ブログにも書いています。

 今回の大震災の被害は甚大だが、300万人の死者、1000万人の被災者を生んだという太平洋戦争にくらべれば小さい。
 今回も日本に与えられた試練と捉え、問題は何かを正確に把握し、把握しえていない強敵は何かが分かれば、世界の先頭に立って克服できるのでは。
 
 (たしかに日本は他の国にくらべれば自然災害など、大きな試練を多々受けてきている。しかし、それが日本人を打たれ強く強靭にし、人間として成長させていることは否めない)
 

現状維持でよい」
「私は責任を取りたくない。解決は次世代で」
「悪いのはアイツらだ、と批判すればよい」
 こういう連中が本当の正しい取り組みを拒否しているのでは!

 そして我々の話題は<人類の文明進化路線>という大きな話題にまで発展した。
 
 講座の主催者タテさんはブログでも<地球の進歩?>というテーマで語っている。
 
 ひとは進歩を目指してきた。科学技術は向上し、寿命が延びた。しかしながら、自然の力にはかなわない。それどころか時として<進歩>さえコントロールできない。
 進歩は社会のスピードを高め、生活は慌ただしくなり、ストレスを生む。そして、病む。
 果たして、進歩・・とは?
 

 なかなか盛り上がったひと時でした。次回が楽しみです。 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿