昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(446)真田丸と囲碁

2016-10-10 05:19:45 | なるほどと思う日々
 NHK大河ドラマ「真田丸」の重要な場面に「囲碁」が登場する。
 第10話 昌幸と高梨内記との対局。(囲碁は内記の方が強いようだ)
 沼田の問題で家康から真田に声がかかる。
 囲碁をしながら、
 内記「会いにいかれますか?」
 昌幸「駆け引きの場をわざわざつくってくれたのじゃ。乗ってみるのも一興か」
 内記「おお、この手は!」
 昌幸「あくまでも強気でいかせてもらう」
 ・・・
 内記「殿の番でござります」(囲碁の形勢不利か?)
 ・・・信繁現れる。
 
 信繁「失礼します」
 昌幸「どうした」
 信繁「父上に可及のご相談が・・・」
  ・・・信繁立ち上がりながら持っていた鞘で碁盤上をぐちゃぐちゃにする。
 内記「ああっ!」
 昌幸「すまん、すまん」
    さらに碁石をぐちゃぐちゃに。
 内記「おお!」
 昌幸「これもうだめだなこりゃ・・・」

 第11話 信繁の祝言に現れた室賀と囲碁を始める。そして終盤にさしかかる。
 
 昌幸「正武、その懐に隠し持っているのは小太刀か?」
 室賀「何の話だ」
 昌幸「隙をつき、わしを殺し徳川からこの城をもらうつもりであったか?」「さしずめお主が連れてきた二人は徳川の手のもの・・・」
 室賀「だったら・・・」
 昌幸「亡骸を徳川に送ることにする」「お主の負けじゃ。わしの家来になれ。さすれば許す」
 室賀「幼い頃よりわしの前にはいつもお主がいた」
 「だが、わしは人として、武士としてお前に劣ったと思ってことは一度もない。たったの一度も・・・」
 最後の一手を室賀が打つ。
 室賀「わしの勝じゃ」「帰る」「お前の家来にはならない」
 室賀は正面から信幸に斬られ、背中から高梨内記に斬られ、出浦が介錯のとどめをさす。

 第39話、昌幸の死後、殉死しようとするほど落ち込んでいた高梨内記に、信繁は息子大助の傳役を依頼する。
 内記は大助に囲碁を教える。
 
 囲碁で負け続けた大助は、父に囲碁を教えた。そして教え方がうまいと言われることで自信を取り戻す。
        
 <好奇心コーナー>
 「真田丸」の囲碁の監修役は、前半が桂篤五段(日本棋院ジュニア囲碁スクール講師)
 
 そして、後半は穂坂繭三段(もとNHK杯司会担当)
 
 穂坂繭棋士は昨年のわが三鷹第一小学校の「親と子の初心者囲碁教室」の講師をしていただいた。
 そして、なんと今年は桂篤棋士に講師をお願いすることになっている。
 奇遇というか、いろいろな裏話をお聞きできればと思っている。