昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(255)ヒロインヒラリー・クリントンの登場!

2015-04-14 09:00:14 | エッセイ
 ヒラリー・クリントン氏、来年度のアメリカ大統領選へ出馬表明。
 
 世界をリードする大国・アメリカのトップへ初めて女性が登場! 当然だよね。
 つまり、もう男ではコントロールできない時代になったということだ。

 世界第二次世界大戦が終結して70年を迎える今年!
 あの壊滅的な世界戦を、人類が生み出した我が身を滅亡に追いやりかねない<核兵器>まで使用してまで終結させ、これ以上バカな戦争がさらに発生することはないだろうと思われたのに、バカな男どもは相も変わらずそのバカな戦争を繰り返している。
 
「歴史に学べ!」なんて言っているが、何を学んでいるのだろう?
 産業革命以来、男どもは力ずくで植民地主義的帝国主義を世界に蔓延させ、我もと追従したドイツや日本の悲劇を目の当たりにしながら、乗り遅れた<中国>は<中華民国大国>を標榜し、性懲りもなく<覇権的な地位>を求め、いったん崩壊の憂き目を見た<ロシア>も過去の栄光を今一度と、夢見ている。
 
 

 その過程において、男どもの<愚>にきづいたアメリカの異色の大統領オバマも、中東紛争に於いて<力>の行使を逡巡した不甲斐なさを問われ、<レームダック>として男政治の世界から抹消されようとしている。
 かろうじて、キューバとの仲直りに道筋をつけるという将来的な流れを生み出すことで新たな歴史的存在感を示すことが出来たが・・・。
 

「自分さえよければいい! 今さえよければいい! 先のことはどうでも・・・」
 レロレロ姫に言わせれば、身勝手な人類は自然界のガンである。
 
 そんな世界政治を正しくリードできるとすれば、今や<女性>に期待するしかない。
 
 未だ世界有数の<力>を保持するアメリカに、相手を尊重することのできる女性リーダーを頂くことの意義を強調したい。