昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

金沢便り(39)新緑の山中温泉鶴仙渓(白鷺の湯)

2012-07-21 04:36:29 | 金沢便り
 金沢の山ちゃんからのフォト便り

 山中温泉は行基が発見し開湯1300年と伝えられるから、その年毎に春夏秋冬が繰り返されてきた。

 元禄2年には松尾芭蕉が「奥の細道」の道中に逗留し、「山中や 菊は手折らじ 湯の匂い」と詠み、草津・有馬と並んで「扶桑3名湯」と称えたとおり今でも湯の薫りと風光明媚は変わらない。

 露天風呂の湯面に映える深緑とともに鶴仙渓には川底が開かれ、赤い笠がせせらぎとよく似合う光景を演出してくれる。
 

 

 

 (石川県加賀市山中温泉鶴仙渓にて)

 追記(資料より)
 鎌倉武士、長谷部信連は傷を負った”白鶴”が傷を癒しているところから発見し、あらためて掘ってみたところ温泉が湧き出た言われる。この開湯伝説は後に名古屋駅・米原駅発着の北陸本線エル特急や北陸鉄道6010系電車の愛称の由来のひとつともなっている。


 19日の石川県内は高気圧に覆われて青空が広がり、加賀市栢野で33度、金沢で32.4度と8地点で「真夏日」を観測した。
 
 加賀市山中温泉の景勝地「鶴仙渓」の川床では連日、暑さをしのごうと大勢の観光客が訪れている。大聖寺川沿いの6か所に設置された川床で、観光客らが清流のせせらぎと森林浴を楽しみながら涼を感じ取った。(北國新聞より)

 石川県といえばトランポリンが日本一盛んだ。
 県内にトランポリン場が80もある。
 今回のロンドンオリンピックにも二人の選手が石川県から出場する。
 
(伊藤正樹選手)
 
(岸綾乃選手)
 メダルも期待できる。注目しよう!