田植えは1週間先だから、代掻きとかまだ早いんだけど、
勤めあるからねぇ、小作人さんたち。
日曜でないとできない、そりゃそうだ。
だったら、ご都合に合わせようじゃないの。
幸い、道路挟んで右側2枚が彼らの手作り田んぼ、まずそちら側だけ水入れて代掻きしておこう、って昨日夕方、雨の合い間を盗んでちゃちゃっと終わらせた。
さて、翌日曜、仙台から1人、米沢から2人、朝からご苦労さん。
前日メールで作業段取りは連絡しておいたが、やっぱり実地にやって見せないとな。
道具一式、草刈り機1、スコップ2、トンボ1、畔波シート8本、それと秘密兵器、波板差し器?を軽トラに積み込んで、田んぼにいざ!
Nさんは草刈り担当、なんかとても気に入ってんだよな、腰が痛いってこともあるようだけど、お任せして、我が家の担当分以外もきれいに刈り払ってもらった。夢中になって、隣の田んぼの持ち主の耕作放棄地まで草刈りして、大いに感謝されたりして。

米沢からのお二人は、まず、スコップで四隅の堀上げ、トラクターの刃が入らない部分もしっかり田んぼにしてもらおう。

その前に、新兵器の試行!波板1メートル分を一気に差し込む優れものか?アイディア倒れの半端もんか?
うーん、微妙。畔波シート差しに慣れない人には、便利な道具だろうけど、この作業数十年のベテランからすると、手作業の方が速いかな?
今年はトラクターで畔ぎりぎりまで耕耘しておいたから、膝まづいての作業が嫌でなければ、古風な手差しがいいんだけどなぁ。まっ、お任せだな。
工夫しながら、最適解を見付けてもらおう。
一通り、実地での説明を終えて、こっちは自分の田んぼの畔草刈りに。
そろそろ終わった頃だろな、って、戻って見たら、あらら、まだ大きめの田1枚の途中?
見るに、新兵器にとらわれ過ぎてるみたいだ。シートを広げるのにも苦労してる。なんだ、一巻だぁーと広げてしまってやればいいのに!
そうかそうか、手慣れた者には当然の段取りでも、慣れない人たちにゃ、躓きどころなんだ。
田んぼもずぼずぼ歩き過ぎで、それじゃせっかく均した田面に足跡の穴ぼこがたくさんできちまう。これも、経験してみてわかることだよな。
残った小さい田の畔半分手伝って、俺流を見知ってもらった。
ま、膝つきつきつついざるように作業することをよしとするかどうか、そこはそれぞれの判断だ。
午後も続けて、さらに芥すくいとか、草刈りもさらに徹底してやって行くてっことだから、お任せしよう。
3時過ぎに終了の報告が来た。フェースブックに上がった写真の美しいこと!

やるべき仕事し終えて、達成感に溢れるコメントにゃ、今年はいいコメが取れそうだっ!って、おいおい、さすがにまだ早いだろ、その楽観は!