たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

何故こうなったのか?清原和博氏

2016-02-03 22:23:54 | 考え方

 2月3日(水)、午前中は会社、午後は議員控え室にて過ごしました。漸くほぼ完成した『たかお治久後援会会報(NO18)』、もうすぐ印刷に入りますので近いうちに後援会会員の皆様宅にお届けできることになります。

 さて、昨晩私達の時代のプロ野球界のスーパースター清原和博氏が覚せい剤所持容疑で逮捕されました。高校1年生から全国区のスターとして不動の地位を保っていた彼が何故こうなったのか、結果は非常に残念ですが、その経緯には非常に関心をもちます。

 プロ野球以外のスポーツ界でも現役時代には大した成績を残せなかったのに、その後指導者の立場で素晴らしい実績を残し、尊敬を集める人もいます。むしろ現役時代に実績を残せなかったことがバネとなり、その後努力を重ねることが好結果と謙虚な姿勢を得ることになっているのかも知れません。

 勿論、長嶋茂雄氏や王貞治氏の様に現役時代からのスーパースターで今もその地位を保っている方も多数おられます。何がその分岐点となるのか?自分の知る範囲ではやはり”健全な心”を持ち合わせることが出来るか否かにかかってくる様に思います。

そしてその健全な心を持てるか否かは、家庭環境、周囲の環境、様々な苦労等々要因は色々あると思うのですが、まだまだ未熟な18歳の若者の時点から誰からも文句を言われない程の実績を残してしまうと謙虚な気持ちを失い、我がままが横行し、健全な心とはかけ離れた世界に行ってしまうのかもしれません。

 さて、清原氏に限らず、人間は勘違いするもので、健全な心を持ち続ける為には、仕事で頭を打ったり、人に厳しく叱られたり指導されたり、また書物等で自らを省みたりしないと、ついつい「自分は偉いのだ」、「自分の言うことが正しいのだ」となってしまう様に思います。

 その点で市議会議員はどうか?私の知る限り、議会内では議員に上司はおらず、指導したり叱ったりする存在の構図はなく、余程気をつけておかないと自分の心に「自分は偉いんだ」「自分の言う事が正しいのだ」という謙虚とはかけ離れた心が舞いこんで来、居座る様に思います。私自身もいつの間にかそうなっているかも知れず、気をつけないといけません。

 清原氏自身に関しては、ここを底に健全な心を取り戻し、これからの人生にて復活をして欲しいと思いますが、どの様な心を持てるのか?このことが人生にどれ程影響を与えるかは、今回の事件で改めて考えさせられました。

下の写真(ガラスに反対の家が映っていて見えにくくてすみません)は、高砂市総合運動公園入口の掲示板にある今月(2月)の大会・催事予定です。様々なスポーツイベントが予定されていますが、是非スポーツを通じて勝つことの喜びに加え、健全な精神の育成もして頂きたいと勝手に願っています。

 

 

 


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執行権のない市議から市長選へ

2016-02-03 06:18:14 | 選挙

 2月2日(水)、昨日は先ず議会へ出向き、夕刻に会社へ出勤。議会では10期議員を務めた生嶋洋一議員が今春(4月10日投開票)の高砂市長選に出馬するとの記者会見が午後2時から行われました。今朝の朝刊(下2枚)にその記事が掲載され、ご本人が立ちあげたグループ(高砂みらい創生)の会報が新聞と同時に配布されていました。

 これから高砂市議会では来年度予算を審議する一年で最長の3月定例議会が予定されており、その後にこの高砂市長選が行われることになります。

 人口減少、少子高齢化は高度成長時代とは全く反転した時代であり、拡大から縮小の時代です。拡大する財政を背景に「あれもやってあげる。これもやってあげる」の時代から、「あれもこれも無理。これだけは何とか出来ればやりたい」みたいな時代であるだけに、首長のしんどさはかなりのものであると認識しますが、市民からは首長への不満がつのるのも分かる気がします。

 市議会議員には執行権がありません。即ちやりたいことがあっても首長をトップにした行政側にしか執行権が無い為、やりたいことを実現したい時には基本的には行政を動かすことが必要になります。生嶋議員はそういう立場で10期目途中まで、約38年行政と向き合い、歯がゆい思いがあったのではないかと思います。

 新聞記事によると4月3日の立候補に伴う失職であるため、欠員になる市議会議員の補欠選挙は行われないことになります。

4月の市長選まで議会内でも市長選の話が頻繁に話題になると思いますが、私が今行うことは市議会議員としてしっかりと務めを果たすことだと思っております。

本日も一日、新たな気持ちで頑張りましょう!(with smile)

 

 

 

 

 

 

 


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