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たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

事業への拘りが凄い魚津市、小矢部市。

2015-05-20 06:18:58 | 視察報告

概要:富山県小矢部市(おやべ)視察。”メルヘンの街おやべ”で売り出し公共施設の多くがメルヘン仕様。市民には街に愛着を持つ人が多い。

解説)5月19日(火)、前日の魚津市視察の後、高岡市に宿泊。高岡市はホテルニュー大谷の創業者大谷氏の出身地ということでか、ここにはホテルニュー大谷があり、そちらに宿泊。(ネット予約で1万円以下でしたよ)

魚津市の視察目的は、「NPO法人による市民バス事業」。魚津市はこの運営で国土交通省より大臣賞を受賞している程の成功例で、地元の人々が運営費の3分の1を負担し、行政の補助は3分の2、万が一それで赤字になれば地元の負担で賄う、というスタイル。地元では、自分達の”足の確保”の為に自分達が頑張る、というスタイルが定着しており、ルートごとに時刻表も色が違い、その時刻表の色とバスの色が一致しています。

[ルート別に色の違うバス。これだと高齢者にも分かりやすいですよね]

こういった地元が赤字を負担する、行政以外が運営を担い課題解決を図っていく、というスタイルを定着させたのが行政マンの方々。その行動力、交渉力、粘りがこれを実現できたキーファクターであった様に思います。

 そしてメルヘンの街小矢部へ。

上の写真は車から撮影した幼稚園(保育園?)です。こんな建物が市内には小学校、中学校、公会堂等々34か所。こちらは昭和の終わり頃就任した市長がまちづくりとして”メルヘンのまち”に拘り実現させた事業です。下2枚は、街のシンボルであるクロスランドタワー(100m)の頂上より撮影した風景。下には芝生公園とパターゴルフ場が。

「真ん中あたりにオレンジ色で見えるのは公民館らしい]

田んぼに点在する住宅。不思議な雰囲気の風景に思わず感動!風の関係で住宅はみんな同じ方向を向いて(斜め)に立っているようですが、土地の区画整理の方が後とのことで、住宅に対し田んぼが斜めに区画されたのが実情の様です。

今回の視察を通じ、事業を行うに当たっての行政マンの拘り、実行力、執念を強く感じました。

自分に出来ることは、人への期待ではなく、自分が出来ることに専念すること。さあ、どう今回の視察を反映させていくか、これからの仕事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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会派で富山県に来ています

2015-05-19 08:10:16 | 視察報告

概要:会派視察で富山県魚津市と小矢部市へ

解説)5月18日(月)、昨日から会派(明風会)メンバー3人で富山県魚津市と本日の小矢部市に視察にきています。

[魚津市役所と、その後方には立山連峰などの雪山が壮大にそびえています]

宿泊先からですので詳細に報告はできませんが、昨日はコミニティーバスのことと海の駅について勉強をさせて頂きました。

本日は小矢部市にてメルヘン建築を活かしたまちづくりを勉強させていただきます。

後日詳細に報告させて頂きます。


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熱海市で新庁舎視察

2014-11-19 05:16:53 | 視察報告

概要:視察二日目。新庁舎建設のことで熱海市を訪問。建設の必要性を認識した平成8年から財政危機を経て庁舎完成に至るまで18年。高砂市の新庁舎はいつになることか?

解説)11月18日(火)、前日からの行政視察二日目。前日の小田原市に引き続き昨日は熱海市(人口38,808人,面積61.6k㎡)へ。こちらでは新庁舎建設について、その経緯や市民への理解のあり方、実際の新庁舎等を伺いました。

[熱海市議会議場にて。総務常任委員会メンバーと企画総務部長&議会事務局職員の方]

[開放的で明るい雰囲気の新庁舎1階。来庁者の多くはこの1階で用事は済むことになりそうです]

[新庁舎の2階。こちらもかなり明るく開放的ですね]

特に興味を引いたのは、平成8年頃に耐震性に問題アリとの結果が出た後に財政危機に陥り、本来は早急な庁舎建て替えを必要とする現実にも対処できず、先ずは財政の立て直しが行われ、現在何とか庁舎建て替えにこぎつけた点。

財政危機から今回の新庁舎建て替えまでの間には、ごみの有料化、中学校の統合(2校を1校へ)や水道料金の値上げ、その他行政サービスの低下は避けられず、公園除草等もしっかり出来なかった、とのお話し。

新しい庁舎には消防庁舎も入っており、市役所内での情報の共有には相当有効な様です。

2日間にわたり他の自治体を視察。大きな刺激を受けたとは言い難いですが、高砂市としてもやらなければならないことの少し前を確実に進んでいる小田原市(施設白書を視察)と熱海市(新庁舎の視察)。

政治の世界では衆議院の解散、芸能の世界では高倉健さんのご逝去と気持ちの上で何か落ち着かない雰囲気がありますが、自分の出来ることを見据え、年末に向け、これまで以上にしっかりと着実に実行していきたいものですね。

さあ、本日も楽しんで行きましょう。(with smile)

 


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平塚より

2014-11-18 07:06:57 | 視察報告
11月17日(月)、昨日は午後から小田原市役所を訪問し施設白書について総務常任委員会のメンバーで勉強させていただきました。

施設白書とは、公共施設の総合的な運営資料で、現在の維持費や将来はどうするのか?等が纏められています。現在高砂市も作成しようとしています。
本日は熱海市役所を訪問し市役所建設について視察させて頂きます。
下の写真は夕食迄の時間を使いレンタル自転車で行った平塚の海岸です。江ノ島までは11キロと表示してありました。特別綺麗な海岸でもありませんでしたが、海はいいですね。

そして一人で立ち寄った喫茶店が下。此方はおしゃれで落ち着いた雰囲気、本3冊を持参しゆっくり読めました。

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理想の空間 武雄市立図書館

2014-01-31 06:15:38 | 視察報告

概要:やっぱり凄かった武雄市の図書館。本好きにはたまらない"超理想の空間"がそこにはありました。平成28年に新図書館が開館する高砂市、どんな空間を創れるか?少しでも意見を出していきたいと思います。

[販売図書と貸出図書、スターバックスコーヒーが同じ建物内に。9時~21時開館、年中無休]

解説:1月30日(木)、武雄市の図書館を視察。聞きしに勝る理想の空間がそこにはありました。先ずはマスコミにもよく登場される樋渡市長自らの現在の図書館についての経緯やこだわり、仕組み等について説明があり、その後現地視察。

市長のこだわりは、「今までの図書館ではだめ。お客様意識をもった理想の空間をつくる。」これを求めて「仕事はスピードが最大の付加価値」の考えで、部下が2年後の実現と思っていた構想を1年少しで実現。

実際に視察をしての感想。「とにかく凄い」建物自体は従来のものを活用しているにも関わらず、TSUTAYA書店との共同運営、スターバックスコーヒーの設置などにより創られた空間は館内に入った時からワクワク感がありました。

これまでの武雄市図書館は営業時間10時~18時、毎週月曜日が休み。樋渡市長曰く「ビジネスマンが平日の仕事帰りに行けない。また月曜日のみがお休みの散髪屋さんはいつ図書館に行けるの?お客さん視点に立たないこんな疑問が強くあった」そうで、現図書館が実現した。

[市役所前には今回の視察で同時に説明を受けた鎌倉市議会、富山市議会の方々も。後方に貼ってある紙は2週間の視察団体の数々。視察の条件は5人以上、武雄市内に宿泊。ここにも経済効果があることは間違いありません]

元々が高砂市に新図書館を建設することには反対であった私。しかし既に議会にて建設は決定。今後一人で反対を押し通しても何も生まれない。造ると決めたからには、如何に理想の図書館を創るのかに意識を切り替えて、前に進んで行かなければなりません。怖いのは、造ったけれど、「何やこれ?」となってしまうお金の無駄使い公共施設にならないこと。

帰宅後は19時~高砂市総合体育館にて治水対策説明会がありました。高砂市には色々な課題がありますが、理想の街を目指して取り組んでいきたいですね。


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