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#始まる前から不穏な取材を語ろう
のスレッドが面白い。みなさんいろんなエピソードをお持ちで。
自分もつぶやこうと思いつつ、
そんなに面白くないしなあ、と躊躇。
そもそもそんなにつぶやいたことがないというか。
なので、ブログに書きます。
とある著名な映画監督への取材。時間が押しまくりで15分と言われる。インタビュー中、監督の肩越しからマネージャーがマジックで書いた「あと10分」「あと9分」というスケッチブックをめくっていく恐怖。
「もっと盛り上げろ」「俺を乗せて語らせろ」と言い、ライター(自分)にプレッシャーをかけるベンチャー企業の社長さん。カメラマンも編集さんも社長に同調し、早く盛り上げてよ、という圧をかけてきた。
女優さんにインタビュー中、録音機器が謎の停止。あれほど冷や汗が出たことはありません。終わって隣のカフェで思い出す限りのメモをしました。まだカセットテープで録音していた時代のことです。
ある俳優に取材したとき。マネージャーに代理店のひと、お弟子さんみたいな人など10人近くの取り巻きに囲まれて取材。その俳優さん、いちいちお弟子さんたちの顔を見て決まり文句的なひと言を吐き、自分以外全員大爆笑。
20分しか取材時間がない、と言われて、慌ててインタビューをしていたら、「君はどう思うの?」「〜って知ってる?」と逆質問の嵐。自分が答えるほうが時間が長くて絶望。
取材したお笑い芸人さん。同行の編集さんが妙齢の女性だったのもあったのか、聞くに堪えない下ネタを連発。こともあろうに、その下ネタに大爆笑してしまった自分。あのときはほんとにすみません。
知り合いのライターさん(女性)から、私はできないのでやってくれませんか、と頼まれて行った取材相手がピンク映画の監督さん。大喜びで行った自分でしたが、きっとものすごく軽蔑されたと思います。
ふたりの声優さんにインタビュー。時間の余裕はあるはずなのに、中座していた編集さんが近寄ってきて「もうそろそろ終わりに」「早く早く」と耳元に囁いてきた。開始から30分でその囁きはご勘弁。
大物女優さんの取材前。「ものすごく機嫌が悪いので」とマネージャーさんに言われて戦々恐々。とんでもない緊張感のなかご対面。ひたすら淡々と質問をして答えていただき30分ほどで終了。あんなに怖かったことはありません。
いろいろしがらみがあってノーギャラで受けた取材。インタビューイが偏屈なひとで、「そんな質問してどうするの?」と言われてへこむ。こっちの質問力が稚拙なのは重々承知だけど、ギャラ無しの仕事は二度とやりません。