編集者というものは、
何でもしなければならない職業であり、
最近は恋愛小説の仕事があったりして、
必要に迫られてというか、
実生活ではまず役に立たない(と思われる)恋愛小説を読む。
それで、吉田修一「東京湾景」を読んだ。
すごい。たまげた。
主人公はお台場の埠頭の現場で働く青年。
その青年が女性と出会い系サイトで羽田で会い、
彼女が初めて乗るというモノレールに一緒に乗る。
モノレールが走る下には、青年が暮らしているアパートがあり、
「あれが僕の住んでいるところ」と青年は彼女に、言う。
その女性にとっては、青年は単なるミステリアスな存在に過ぎなかったのが、
次第に、その青年のオリジナルな、根元的なものに惹かれていく。
最近とみに思うのだが、
どうも日々、体ではなく、
脳味噌だけで生きている気がして、
違和感抱きまくりの日々を送っていた。
この小説を読んで、それに気がついた。
主人公の青年の、そのままの姿。そして存在。
純度100パーセントに近いイメージ。
そういったものの魅力に惹かれるヒロイン。
結局は、個人の力。
精神というよりは肉体そのものの強さ。
そしてそこに思いの強さが加わる。最強だ。
そういうものの凄さと魅力を描ききった小説だと思う。
僕らは肉体というものを、あまりにも軽く見ているのではないか、
と、思わせるぐらいの説得力があった。
何でもしなければならない職業であり、
最近は恋愛小説の仕事があったりして、
必要に迫られてというか、
実生活ではまず役に立たない(と思われる)恋愛小説を読む。
それで、吉田修一「東京湾景」を読んだ。
すごい。たまげた。
主人公はお台場の埠頭の現場で働く青年。
その青年が女性と出会い系サイトで羽田で会い、
彼女が初めて乗るというモノレールに一緒に乗る。
モノレールが走る下には、青年が暮らしているアパートがあり、
「あれが僕の住んでいるところ」と青年は彼女に、言う。
その女性にとっては、青年は単なるミステリアスな存在に過ぎなかったのが、
次第に、その青年のオリジナルな、根元的なものに惹かれていく。
最近とみに思うのだが、
どうも日々、体ではなく、
脳味噌だけで生きている気がして、
違和感抱きまくりの日々を送っていた。
この小説を読んで、それに気がついた。
主人公の青年の、そのままの姿。そして存在。
純度100パーセントに近いイメージ。
そういったものの魅力に惹かれるヒロイン。
結局は、個人の力。
精神というよりは肉体そのものの強さ。
そしてそこに思いの強さが加わる。最強だ。
そういうものの凄さと魅力を描ききった小説だと思う。
僕らは肉体というものを、あまりにも軽く見ているのではないか、
と、思わせるぐらいの説得力があった。
ついやっちまうのはにくたいのかちで、
つぎのひふつーにせいかつしてんのはのうみそのかち。
かな。
ちがうかな。
でもまたしたくなるのは・・・。
そのためにさくせんをねるのは・・・。
ものすごくいやらしくかんじるのはなぜだろう
それは、ひらがなってのが柔らかくて体液っぽいからじゃないかな。ほらこうやって比べると、漢字って骨とか筋肉っぽいじゃん。