ろ、60歳ですか!
誰のことを言っているかというと、
るきさんのことなのです。
高野文子さん著による「るきさん」が
マガジンハウス「Hanako」で連載されていたのは
88年から92年。もう30年前のことで、
当時アラサーだったはずだから、確かに還暦だなあと。
銀座の蔦屋書店で、るきさんの原画の展示や
オリジナルグッズが販売されていたらしい。
9月で終わってしまい、行けずじまいで残念無念。
高野先生直筆のメッセージも展示されていたようで、
そこには「るきさん60歳、足がちょっと弱っちゃったけど、
今日もステップしています」と。変わらないんだな。るきさん。
ちくま文庫の「るきさん」を
20年ぶりぐらいに読み返してみる。
あらためて思うのは、絵柄がまったく古びていないということ。
線がとても美しくて、お洒落すぎないところが、
今見ると、ものすごく洗練された絵柄というか。
90年代のファッションのカッコ良さも
じゅうぶん伝わってきて、けっこうせわしないあの時代を
マイペースで生きていたるきさんのライフスタイル。
60歳になって、ネットとSNSの時代になっても
きっとあのままなのだろう。
ピンズが販売されていて、これは欲しい。今でも買えるのかな。
るきさんの親友、えっちゃんのピンズもあるようで。
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