人間の発達において、
その達成のための心理的必要条件が3つあるらしい。
キングとヒックスという心理学者が提唱したものだ。
1 人生に驚かされたと認められる能力
2 謙虚さ
3 勇気
1は、人生は自分の思い通りには
いかないことを認識すること。
自分だけは思い描いた通りの
人生を歩むんだと思わないことだ、と。
2は、そうした思い通りにならないことが
起きても、それを受け入れる謙虚さを持つこと。
3は、自分に危機が訪れても、
それを踏まえて新しい人生を踏み出す勇気が
必要であること。
だから不幸が起きたら、運が悪かったとか、誰かのせいだとか、
いつまでもねちねちと何かのせいにしたり、
明らかにどうにもならないのに、
そのうち何とかなると思い込んだり、
もうどうにもならないと絶望するのは、良くないのだろう。
自分も含めて、ちいとも進歩、発達しないのは、
こうしたことが原因かもと思うわけで。
うまく行かないことが起こったら、
誰のせいにもしないで、淡々と「次いこ、次」と
思うようにしたらいいのかな。
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