旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

正常値に戻った肝機能 … お酒と肝臓について

2014-11-14 15:06:18 | 

 9月の下旬に体調を崩し、検査の結果肝機能の低下が指摘されていた。1か月の経過観察が言い渡されて、その結果が昨日判明。結果はすべて正常値に戻っていた。ウィスル性肝炎検査も異常なしということだ。
 この間、酒は飲み続けたが量は抑えてきた。医師の指示が、「飲みすぎないで普通の量に抑えること」であったし、周囲の意見が「あなたの普通は普通ではないので今までの半分以下にしなさい」ということだったので、半分まではいかなかったがそれなりに抑えたのだ。
 それが効果をもたらしたのかどうかはわからない。私の判断では、夏場の過密スケジュールからきた疲れが取れて、正常な状態に復したからだと思っている。つまり、アルコールとの直接の原因はなかったのではないかということだ。
 とかく肝臓の最大の敵は酒ということになっている。それが事実なら、検査の結果肝機能の低下が出ている以上、医者はアルコールを禁じたはずだ。「飲みすぎないで普通にせよ」という医者の指示は、「通常の量なら肝臓に影響なし」ということではないのか。
 それと関係あるかどうか知らないが、2、3日前のテレビ「試してがってん」で、肝臓がんの原因としてアルコールの影響は5%しかない、と報じていた。大半の原因は肝炎ウィルスなどであるらしい。肝臓と酒はあまり関係ないのではないか?

 人間はすべて、あらゆる現象を自分に都合よく解釈する。肝臓の不倶戴天の敵のように言われる酒を愛するものとしては、何とかこの関係を断ち切ろうとする。もちろん、大量の飲酒が肝臓を破壊することは幾多の例が示している。要は「通常」なら「よい」のであろう。
 自然体でストレスのない状態が、健康には一番ではないのか。


投票ボタン

blogram投票ボタン