世界妄想学会

秋分の日と週末が重なって連休とならずに、ちと残念な祝日。
土曜日、自分では何十年振りかで稲刈りをする。両親と兄弟の家族５人でほぼ１日がかり。
コンバインで稲刈りと脱穀を同時にする農家が多いなか、我が家は稲刈りして稲木に掛けて干してから脱穀する。
みのりの秋　　
何十年か振り、、その間、手伝いにも帰省せずにいたが、毎年毎年、こうして作った米をもらってたんだなぁ～
と有難みが身に沁みる。

前日金曜日、世界妄想学会なるものの設立記念講演会に出かけた。
基調講演者はあの養老孟司先生、、軽妙な語り口で笑いを誘いながら真理を衝く話を展開され、あっという間の１時間。

人間は、自分にとって意味のないもの、自分で直接見えないもの、なとなどは普通には意識されない。
道端の石ころを意識する人はほとんどいないでしょ。
意識しないということは、存在すらしてないもの、そもそも無いものになる。
そうでしょ。
都会には人造物ばかりで、田舎になら普通にある自然がないから、人造物に囲まれているのが当たり前に思っているけど、
それは、自然世界から見ると当たり前ではなくて、不自然極まりないものなのに都会人にはその感覚がない。
霞が関の偉い人や政治家が東京にいて、自分が意識できるものだけの世界で考えるから、変なことになるでしょ。
そうでしょ。

みたいな話で、聞く者の見方考え方を揺さぶるような話に多いに刺激を受ける。
そういえば「保育園落ちた日本死ね」を引き合いに出された安倍さんが「そういったことは承知してない」みたいな答弁で炎上したが、
うちの親父が「蚊に喰われてないから蚊はいない」と言い張る論理と同じように、意識してないことは存在してないことになる。
意識できないこと、意識したくないことを論拠にモノを言うことには慎重であるべきだと思ったのである。
一応、それなりに責任ある立場に身を置く者として、謙虚じゃないといけんのうと思う。

あ、妄想学会のことはまた次回にでも。

 

ちゃちゃじい様：ほんま、そうなんすよ。ええお店と巡り会えたもんです。
　　　　　　　　同僚にはカープファンも多いんで、一緒に最低あと２回盛り上がるチャンスがあります。
　　　　　　　　

ちょい悪さま：欲は言わんけど「日本一」…欲ではありません。
　　　　　　　たぶん、それは予言です。

 

カープ２連覇だ～～

先週、カープのマジックナンバーが減るのが早すぎると書いたが、連休までもつれ込んで地元ではなかったけど・・・
優勝だ～～～～～
16日土曜日のことはもう言うまい、時間の問題だけだったんだ。
それにしても、やっぱ強い。
広島で優勝の空気を直に味わえんのはちと寂しいが、そらしょうがなか。
実は、鳥取にもカープファンの集えるお店がある。
先日、後輩と２人でふらっと入ったら店員さんが着ている赤いシャツの胸に「ＣＡＲＰ」の文字が…
すっかり意気投合し、マジック２、すなわち勝って阪神負けだと優勝の決まる晩に職場の仲間で再訪、、
壁一面にプロジェクターで放送を映し、カープが得点する度に、仕事の手を止めてハイタッチしにくる店員、
その日の試合、勝ちを納めて「それ行けカープ」を合唱、しかーし阪神が引き分けに終わって優勝は持ち越しに。
いや～～、鳥取の居酒屋で心置きなくカープの応援で盛り上がれるお店があるとは…うれぴ～～

さて、クライマックス、日本シリーズと熱い秋の夜長は続くのである。

 

ちょい悪さま：決めました。甲子園でですが。
　　　　　　　上記のように、鳥取でも熱く熱く盛り上がりまっせ～

 

 

 

まんずまったり的な週末

この土日、鳥取で過ごす。
土曜日、ええ天気で朝日が差し込んどったせいか、目覚ましセットしてないのにいつも通りに目が覚めてしまった。
ちょっと癪に触るような得したような複雑な気分で起きだして、布団干したり洗濯したり部屋の掃除したり、
冬に備えた焚き木切って、かいた汗を昼飯時にハッポー酒で補い、午睡して買い物行って晩飯作って……一日が長かった～
日曜日は、同じような時間に目が覚めたけど、も一回ぐっすり寝て気持ちよく目覚めてゆったりまったりと朝食。

朝食しながら新聞見てたら、文化会館でピアノコンクールがあるとのこと、無料だしちょっと覗いてみようかと出かける。
どういうコンクールかも知らず覗いてみたら、子供たちの真剣なコンクール、、、ちょっと想像と違ってた。
が、付き添いのお母さんたちが、、、、若い！そして、ちょっと上品な感じ？
そらそうだのう、小学生のお母さんだし、子供にピアノ習わすような人たちだもんのう。
子供たちには悪いが、若くて綺麗なお母さんたちをたくさん見て帰ったのだった

話変わって、いろいろとスポーツで気になるニュースが多い。
広島カープ、早々にマジックナンバーがついたものの消えたりしたけど、再点灯してからもうマジック６とか…
早い、、早すぎる、、来週末に広島に帰るときくらいかのぅと思うとったけど、それまでに決めてしまうかもしれん。
たぶん決めるだろう、決まると思う。
鳥取では、カープ優勝で街じゅう大騒ぎなんて無理だし…でも、決まったらどうにか騒いでやろう。
カーリング女子の試合も、バレーボールのグラチャンも、ついつい見てしまう。
陸上の桐生くんもスゴイし…、
これからスポーツの秋、、そのまえに食欲の秋を満喫、堪能するほが先かのう。
ま、それもええか。

非日常、やっぱええなぁ

船旅が好き。
金曜日から日曜日、九州は日向市の細島港に行く船旅に乗った。
神戸港開港150年記念クルーズとのことで、神戸市がバックアップしているクルーズ。
神戸港中突堤を夕方 出航　　暑くもなく気持ちええ日和で、　
消防艇が色水を噴射して出航を見送り、　一路、日向へ。
船旅自体が好きなので、企画された方には申し訳ないが寄港地に大きな関心があるわけではない。
でも、せっかくだから、細島港では下船して、のんびりと近くの観光名所をポツポツと見てまわる。
日向岬の先っぽ付近の「馬の背」　そこから太平洋の眺めが広がる。
広島では見えない水平線、あ～南の海だ～～雄大な眺めに時間の経つのも忘れてただただ見入る。

下方に開けた場所から乗ってきた船も遠くに、

船内での食事はたいがい相席で、初対面の人と「どちらから来られたんですか～」ってようなことから始まって、
寄港地での予定やら船の揺れやらを話題にしながら、だんだんと打ち解けた雰囲気になって食べながら呑みながら、
お互いにこれまで乗った船の話や寄港地での思い出話などなど、、最後は「楽しい話で食事ができてありがとうございました」
と締めくくるのである。
ほんとは、もっと話を続けたい気分、雰囲気なんだけど…、まさに一期一会、名前も聞かないし、でも楽しいひととき。

たった２泊３日の船旅、二日目の夕方には出航して帰路に…
３日目はほとんどの時間をデッキで過ごし、お酒をチビチビと、本を読んではまどろみ、、
日頃のストレスも解消できたような気分で旅を終えて、、さ、またガンバっぺ。