盆入りにかけて雨が降ってからは晴天が続いている。
8月はお盆に加えて、6日広島原爆の日、9日長崎原爆の日、15日終戦敗戦の日、鎮魂と慰霊の日が続く。
お盆は戦争前から毎年営まれてきた行事だから、先の大戦でとても大事な忘れてはならない日が加わった。
太平洋戦争に突入する前、総力戦研究所が日米戦争をシミュレーションしたところ、「必敗」との結果、
それでも、軍部は都合の悪いシミュレーションを無視、南方の原油を確保できれば勝てる、
ヨーロッパでドイツが勝てば日本に勝機あり、いざという時には神風が吹く、、、、、など希望的な思いと
非科学的で合理性のない屁理屈でもって勝機のない戦争に突入していった。
それを阻止できなかった政治、国民を欺いていた軍部とマスコミ、そして時代の空気。
そして、1945年8月を必然として迎えたのである。
その必然は、1931年の満州事変はおろか日清戦争・日露戦争まで遡らなければならない。
ロシアとの戦争に勝ったことで、過信慢心傲慢という心根を宿したといえる。
「勝ちに不思議の勝ちあり」それが日露戦争だった。
認めたくない方もいるかもしれないが「負けに不思議の負けなし」それが太平洋戦争だった。
ある日突然に戦争をおっ始めたわけではない。
時代の空気なるものが徐々に徐々に変わっていくのを注意深く感じ取れる感性を失くしてはいけない。
それが過去の過ちから学ぶべきことだろうと思う。
毎年8月15日は鳥取の花火大会
一瞬で消える花火にもこんなにさまざまな色合いがあったなんて・・・
下の2枚は7月の岩美町花火大会
圧巻のフィナーレ