立春から3週間ほど経つこの時期を歳時記的になんと言うのか分からない。
が、山陰で生活していると、ちょうどこの時期あたり冬から春へ季節が移ろってきているのを感じる。
こうした感覚は広島や岡山では感じにくいかもしれない。
山陰の冬というと「どんより」という一言で言い表されたりイメージされることが多いと思われるし、
実際に、晴れ間が少なく雪や雨が降らずとも雲が多かったり、天気予報では曇りと伝えながら雨が降ったりする。
では、何に季節の移ろいを感じるのか、
ひとつには晴れた日の日差しが今時分とひと月前とはずいぶんと変わってきているように感じるのである。
科学的に違いがあるのかもしれないが、空気感が変わったりとか日差しの感じが変わっていると思う。
冬のシンとした空気に差す日光とは明らかに違う。
日差しが変わるからなのか、日中の気温も徐々に上がってきて気温にして1度とか2度の差だけど身体の芯から冷える感覚も減る。
また、晩秋から真冬の間はつるべ落としのように暮れたものだが、日の入りが徐々に遅くなってきているのである。
ここまで書いて、もうひとつ思い当たるのは、日の出が早くなってきているからなんだろうと思う。
冬至から春分まで3カ月、今では冬至から2か月ほど経っている。
なんと、あと一か月で春のお彼岸なのだ。
朝の日の出は、真冬の時に比べると30分ほども早くなっている。
想い出すのは、中学、高校のこの頃は3学期の期末試験を控えた時期だった。
当然のことながら勉強もせず、、、何をしてたんだろう。
日に日に移ろってくる春を待ってたのかもしれない。
あの頃は家の周囲や田畑に雪も残っていただろうから、
残雪の中で春が近づいてくる感覚に閉ざされていたものが開く喜びを感じてたのかもしれない。
そんなことを想い起こさせる日和の今日一日だった。
ちょい悪さま:周防大島に行ったのは何年振りでしょうか?
ちょい悪ブログで紹介されているお店も気になったのですが、それは次回のお楽しみとしておきます。
水族館のあとテレビなどでも紹介されていた「Misaki カフェ」でカレーを食べました。美味かったです。