蕎麦やら、酒やら、料理やら・・・ピアノやら・・・それにしても、ドーナンダ?たむらん

趣味の蕎麦打ち、元来の酒好き、そして料理作りと仲間と一緒にわいわい、と
たまに思いつくあれこれと・・・趣味も

伝承ごと

2022年05月29日 22時53分48秒 | Weblog


じゃがいもの花が終わったら、なんと・・・実がついた。

直径1~2㎝くらい。もちろん食べられない。ソラニンという毒素の塊、らしい。

昨日と今日で田植えを終えた。
これで田んぼ仕事のメインは稲刈りまでひとまず終了、それまでは水量の管理があるが弟にお任せ
40余年前に就職して実家を離れてから、田んぼ作業をほとんど手伝わず、両親と弟に任せていた。
母が死に父が施設に入り、近所の協力を得ながらではあるが、兄弟3人での米作りも4年目、
田起こし、代掻き、田植え、草取り、稲刈り、脱穀、籾擦り、精米、、といった年間ルーチン作業。
それぞれの作業自体はそう難しいこたぁない、すこぶる旧式だが機械でするとこもある。
ただ、それぞれ年1回の作業、けっこう力仕事もあるし、週末で済まそうとガンバるんで少々疲れる。
それと田植えから稲刈りまでの間、ちょうどええ水の量を保つように管理するんはけっこう難しい。
水口から入れるのと後口から出すのと調整できるが、蒸発もするし雨降りもある。
調整をしくじると隣の田に水があふれて怒られることになる。

田植えを終えて思うに、物心ついた頃は機械なんぞなかった。
親戚にも手伝ってもらって手植えしとったんだよな~、と。
仕事の足しになったかどうか記憶は定かでないが、裸足で田んぼに入って素手で苗を植えた。
田んぼから上がると足にヒルが吸い付いとって血を吸われて大騒ぎしたような・・・。
苗を植え付けるとき苗を人差し指と中指と親指でつまんで泥の中に差し込む。
見よう見まねだった。
稲刈りは鎌で1株づつ刈って4株くらいを藁で絡むのだが、結わえるんはできんかった。今もできない。
稲木に掛けて1週間から10日ほど干して、脱穀機で稲から籾を取る。
当時、脱穀機は据え置きで稲木から干した稲を機械のとこまで運ばんといけんかった。
小学校高学年くらいになると、どれだけたくさんの稲を運べるかが弟たちとの競争ごとのようだった。

おばあちゃんが牡丹餅つくる時も、炊きあがったご飯をすりこ木で搗くのが手伝いだった。
普段食べるご飯と違うと言ったら、もち米と普通の米を半々に混ぜて炊いて搗くと牡丹餅になるんだと。
団子やちまきも作ってた。
米を粉引き屋で米粉にしてもらってきて、米粉を水で捏ねて丸い団子にして蒸す。
団子にせず、三角むすびのような形にして笹の葉で包んで蒸すとちまきだ。
味噌も自家製だった。
金だらいに煮た大豆と米麹と塩を混ぜたものを手動の機械に入れてハンドルを回す。
すると機械の横から、磨り潰された味噌のもとがウニウニウニ~と出てきて樽に受けて保存する。
他にも、盆の飾り付けや迎え火送り火を焚いたり、節分は柊の葉とイワシの頭を串で玄関に刺したり、
黄な粉は炒った大豆を粉にしたもんなんだで…とか・・・
おばあちゃんは「伝承しよう」などと思ってもなかっただろうけどね。

子供の頃のそんなこんなの話をすると、女房はほとんど経験したことがなくて新鮮なことのようだ。
自分としては、子供の頃、裕福ではなくどっちかっていうと貧乏だったけど、
今でも知恵として活きる、いろんなことを経験できとったんだな~と思う。
鳥取にUターンして、家庭菜園や花を育てるスローライフってのは贅沢なことなんかもしらん。
で、女房が所望していた

石臼が、我が家にやってきた~

 

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農作業日和

2022年05月22日 23時48分56秒 | Weblog


去年、お祝いの胡蝶蘭をおすそ分けでいただいて、花が落ちてから室内で越冬させたら、
なんと、花が咲いた。
茎が伸びるのを放置してたから好き放題に伸びて、しかも、一輪二輪と順番に咲くんで、
ちょいと見ではあの豪華な胡蝶蘭には見えない。残念。


庭に咲いたスイートピー(だとか)
赤いスイートピーは、昔よく聞いたけど赤・白・ピンクと、実物を見るのは初めてだと思う。
勝手なイメージで、茎も花も可憐なものかと想像してたけど、確かに花は可憐、
でも、茎は扁平気味でひげ蔓が伸びて支柱やら近くの花に巻きついとるし、イメージ違った。

今週は、田植え前の代掻き作業、たかだか1反(300坪=約1000㎡)の田んぼだけど、けっこう大変。
トラクターないので、耕運機の小さいヤツ(管理機と云うらしい)で水を張った田を耕やすんである。
管理機の作業は弟がやるんで任せることにして、私といえば、兄貴の特権などあろうはずもなく、
耕してどろどろになった泥土の高低差をアルミ製のトンボ(レーキ)で均すんである。
水がない状態で見ても分からんが、水が入ると水面から少し盛り上がって高低差が分かる。
去年も均したけど、わりとええ加減だったことがバレる。誰も覚えちゃおらんが…。
今年は、けっこう念入りに作業する。
田んぼのぬかるみを歩くんも、レーキで泥を掻き寄せては低いとこに広げていくんも、
キツいがゆっくりゆっくりやる。ガツガツやるとしんどいし、炎天下、熱中症になっちゃいかんし。
3時間余りの作業、
泥土を掻き寄せて掻き寄せてを繰り返して30mくらい移動させただろうか、水面に土は見えんくなった。働いただけの成果が目に見えるんはええなぁ。

作業終えて、気持ちは既にひと風呂浴びてグビ~、ぷっは~にしか向いていないのだ。

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五月晴れに適度な雨

2022年05月15日 22時54分06秒 | Weblog

連休明けて2日ほど雨降り、適度な雨だった。
雨上がりの朝、辺り一面になんとも言いようのない栗の花の香、青春の薫り・・・か?

じゃがいもの花が咲いた。

芽かきしてからぐんぐんと成長してきて、これで土の中の芋に栄養が行き渡るんだろうか。
ま、いずれ掘ってみてのお楽しみ。

ゴーヤときゅうりも伸びてきたので支柱してネット張った。

成長の早いほうのきゅうりには既に花が咲いて、3センチほどの実が3つもなっていた。
茎の成長を優先させるため可哀そうだが摘果。
去年はきゅうり3株も植えて次々と実ができて少々困ったので今年は2株。
無事に成長してくれたら、これで十分すぎるくらいの収穫は見込めるだろう。

4月中旬にポットにモロヘイヤの種蒔いて、1カ月しても発芽せず痺れを切らして苗を買って植えた。
そしたらば、なんということでしょう。
そのすぐ後にポットで発芽しとるではないか。5ミリくらいの芽だけど。
写真下のあたりのポリキャップはオクラの苗、去年の残りの種で勘違いから冷凍保存してて、
ダメかの~と思いながらポットに蒔いたら発芽してくれたので、先週定植したもの。
意外と成長がゆっくり、花が咲いてから実になると実の成長はすこぶる早いのに・・・。

4月初めに植えた里芋がダメかと思うとったけど、やっと芽を出した。
ミョウガの根っこを植え付けたのも同じ頃で、やっと芽を出した。
茄子は植えた時は15㎝くらいだったのが2週間で40㎝くらいに伸長、小さな実も付けているが、
これも丈の成長のために摘果。
去年初冬に植えたソラマメも立派に成長、しかし、アブラムシだらけになって止む無く殺虫剤の犠牲に。
茎から上向きに豆の鞘が伸びることからソラマメと命名されたのだとか・・・
上向き45度くらいにピコーンと元気よい姿に何やら羨ましささえ漂う。
これが、下向きになったら収穫時だとか。
あと2週間ほどで、ポットに蒔いたエダマメの発芽が大きくなると、畝に植え替えとなって、
今年の野菜はほぼほぼ揃うことになる。

 

ちょい悪さま:いつもコメントありがとうございます。
       東屋の件、そうですよね、大工さんに刻んでもらうというのも一縷の選択肢ですが、
       プレカットは最後の手段で、なんとか、材木刻みから手掛けて完成させたいものです。
       ただ、まだ基礎工事にも着手してないんですが(汗)

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10連休

2022年05月08日 22時42分53秒 | Weblog

職場の理解と好天に恵まれての10連休だった。
息子と孫たちが帰っていった後の連休後半は、実家の畑と田の畔の草刈り、墓の整備、自宅の庭仕事……
自分には近年にないチョー大型連休ながら、毎日何かしらの肉体作業続きで我ながらよう働いたと思う。
最終日は、昼前から半日ほど天然温泉スーパー銭湯でゆったりと過ごして疲労回復、リフレッシュした。

自分はテレビをあまり見ないほうだと思っているが、反芻してみると意外と見てるほうかもしれない。
朝のニュースは半分時計代わり、夕飯時は録画しているドラマやドキュメントものを見たりしている。
新聞のテレビ番組欄を眺めて、気になる番組があるとすぐに録画予約してしまう。
意外とドラマが多いかもしれない。
「相棒」は欠かさず見ているが、反町隆史が降板して次の相棒は誰になるのか…
もあるけど、再放送モノで相棒初代の亀山薫くんがやっぱええね。
参事官も髪がかなりあったし、刑事部長も若い。
再放送中の時代劇「雲霧仁左衛門」は、悪徳商人からごっそりと鮮やかに盗むのも爽快。
火付盗賊改方が迫ってくると、捕まるなよ~~という気になる。
大河ドラマは、基本的に幕末前後モノは興味深くて大概見るが、それ以外にはあまり興味が涌かない。
例外的に「鎌倉殿」は脚本が三谷幸喜ということで見ている。
源平の戦いや鎌倉幕府前後のことなど「そうだったん?」ってことが多く、不勉強を認識させられる。
先週終わってしまったが「しずかちゃんとパパ」はとても良いドラマだった。
聾啞の父を笑福亭鶴瓶が、健常の娘を吉岡里帆が演じ、親子の情愛と娘の恋愛も絡んで惹き込まれた。
ストーリーも「そう来るか…」とか、伏線があとで「そうだったんだ。」といった展開もあったり。
久々に終わってしまのがとっても残念に感じたドラマだった。


家人が「庭に東屋を作ろう」と言い出して「さ~どーする」状態。
ウッドデッキにスノコベッドと手作りしてきて、作れんこたぁないが・・・と思うものの、
具体的に作るイメージにと絵をかいているが、寄棟の屋根構造がけっこう難しい。
なので、出かけた先に東屋があると写真撮りまくりである。

特に気になるのが、

こういう木組み部分である。


八角形って・・・、ど~すんのよ?
u

倉吉市にある「土蔵蕎麦」


久々に「う~~ん、これは美味い」と感じた。

コメント (1)
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連休初旬

2022年05月01日 23時17分01秒 | Weblog

連休3日目は好天、でも、初日からこれまでのところ少し風が冷たく感じられる日々。
息子の仕事の都合で、この3日間だけの慌ただしい帰省。
コロナ騒動と種々の事情もあって、ここ1年ちかく、息子と孫2人の3人での帰省。
下の孫娘は先月4歳になったばかり、母親不在の3日間をどう感じているのだろう。
見ていて飽きることのない天真爛漫に振る舞うなかに、時折、翳りのある表情を見せるのが気になる。
上の男の子は7歳、妹にべったりで「シスコン」とでも揶揄したくなるような・・・
恐らくは、母親との関係からの無意識の寂しさを妹に絡むことでバランスとっているのかもしれない。
妹同様に天真爛漫で超自然体の言動も寂しさを紛らわす彼なりの心の発露なのかもしれない。
などと2人を見ていて思う。
それにも増して、こんな情況にいる息子の心身の健康が気がかりだ。
「犬を飼いたい」と言い出したのは母親、飼い始めたら、犬中心生活で家事育児は気もそぞろ、
犬の躾けもまともにできてないのだとか。
見かねて注意して以来、何事につけて夫婦の会話は嚙み合わず……
子供たちの情操にええ訳がないけど、どうしてええか分からない。
ポツリポツリとそんな話をする息子が不憫でしょうがない。


と落ち込んでばかりもいられず、昼めしは希望に沿って外食へゴー

鳥取、賀露港にある「市場食堂」の刺身定食、これで千円でおつりがくるチョーお得な定食

翌日は、かき揚げざる蕎麦セット、「鹿野そば道場」併設の蕎麦屋さん、もちろん手打ち蕎麦


孫たちの喰いっぷりの良さに元気をもらう感じだ。

 

ちょい悪さま:お久です。
       元首相、メジャーなニュースではあまり見かけませんが、
       影のほうで、ちょろちょろと発言しているようですね。
       そのうち徐々に老害を露呈してくるのではないか、と見ています。

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