なんだか1週間過ぎるのが早い感じがしますね。
毎週土曜日午後にピアノ教室があって帰りには”リトル・マーメイド”に寄って菓子パンを2個買うのが日課というか週課になっている。
菓子パンを選びながら、この前買いに来たのがつい2、3日前のように感じるけれど1週間前なのよね、と思い直して、改めて早いと感じる。
この歳の私が早いと感じるのだから、いつぞやコメントいただいたように私よりも年齢が上の方々はさぞ月日の過ぎるのが早いのかもしれない、などと余計なお世話じみたことを考えてしまう。
話変わって「景気」とかについて考えることがある。
昨年のサブプライムローン問題を発端として金融機関の経営から今年のリーマンブラザースの破綻以降、世界の経済活動全般に悪影響が出ている。
お金を借りたら利子を払わなくちゃいけない、預金したら利息がつく。
最近、この「利子や利息がつく」っちゅうことの意味とか、そういう仕組みがこの先続くんだろうかと思う。
預金は銀行に預けておれば利息がつくけど、銀行利息を払うために預金元金を元手にお金を増やさんといけん。
この先、日本は少子高齢化で消費が減るだろうし、外国だって今回のことで輸入を増やすような状況にないから日本の輸出はそう増えんだろうし。
誰だって収入が減ったら衣食住に必要ないもんは当然買わんようになるし。
携帯電話の高機能多機能って結局一部のマニアみたいな人のおもちゃみたいで、フツーの人にはあんまし必要性ない感じだし。
そしたら「モノ」を作り続ける必要はなくなっていくだろう。
だとするとお金を増やす投融資の量も減ってく、お金は増えないのは当然。
日銀がお札をせっせと印刷してたらお金自体は増えるけど、単純に世の中にばらまきゃええってもんでもないだろうし、
そしたら預金の利息のようにお金がお金を増やすっていう仕組みが難しゅうなるなぁ、なんてこともふと考えてしまったり。
まぁ、だからこそ世界各地にモノを売り込んだりするのだろうし、100円の原材料から売値150円の製品を作ってたくさん売ろうとするのだろう。
今から50年あまり前、「安保反対」や「体制打破」を叫んで若者たちが結集したといわれる場所ということを、後知恵として知りました。
今回の世界的な未曽有の不景気に、自由資本主義の象徴であるアメリカが民間企業に公的資金を投入するといった大胆というか歴史的にも稀有なことをやろうとしている。
「なんでもあり」という状況にオバマ大統領が登場。
彼の手腕・功績は今から後に評価されるのだろうけど、それにひき比べての我が国のリーダー、○生タロウさんの混迷振りはマスコミ報道を見る限りでは気の毒なくらいである。
象徴的には、非正規労働者にとどまらず正規雇用者にも馘首の波が押し寄せたり、この先、いったいどうなるのか。
よくは分からんけど、どこかから始まったか分からんし、短くない時間をかけて、修復するのにも簡単ではない”歪み”が目に見える形になったんだと思う。
かつて、若者たちが血気盛んに何かを訴えようとし、身の内から突き上げてくるものを身の外にほとばしらせた時があった。
新宿駅西口広場、ココでそういう熱い思いがたぎったんだなぁ、と少々羨望にも似た心持ちがした。