蕎麦やら、酒やら、料理やら・・・ピアノやら・・・それにしても、ドーナンダ?たむらん

趣味の蕎麦打ち、元来の酒好き、そして料理作りと仲間と一緒にわいわい、と
たまに思いつくあれこれと・・・趣味も

久方ぶりの曇天

2024年04月21日 22時06分20秒 | Weblog



細かい雨にけぶる日曜日、こんな細かい雨のことを確か小糠雨といったなと電子辞書を引いてみる。
「こぬかあめ:小糠雨:こまかい雨」
NHK-BSで放映のドラマ「舟を編む」が終わってしまう。
夜10時の放送なので我が家では録画して月曜日に見る。なので最終回はまだみていない。
出版社に勤める女性がファッション誌の編集部から辞書作りの部署に異動して紙の辞書作りに携わる。
辞書作りってこ~~んなに手間と時間、労力をかけて作られるんだということがよく分かる。
が、ドラマの核心は、主人公の女性が辞書作りを通して言葉の大切さに気付き人生観を変えていく様と
言葉を大切している仲間たちとの会話の一つひとつが観ているこちらにも響いてくるところだろう。
そして、最高の辞書を作るという目的に一丸となる編纂室メンバーのチームワークにも感動する。
こんな仲間たちと一緒に仕事したいな~と思わされる。
辞書編纂室の仲間だけでなくて、辞書に使う紙の製紙会社の人や居候している編纂責任者の奥さん、
元編纂室の社員で宣伝部にいる頼れる社員、要の学者先生、一風変わった装丁家も皆ええ味出しとる。
毎回「いいドラマだな~」と観ていて、終わってしまうのかと思うと寂しい。かなりロスだ。
このドラマ、私的に「しずかちゃんとパパ」以来の☆5つ。


それに引き換えて、政治家の言葉のなんと薄っぺらいことか。
今に始まったことではないが、「薄っぺらい」という言葉を使うことさえ、はばかられる。
言葉を大事にせず、ぞんざいに扱うのは言葉を届けようとする相手を愚弄しているとさえ言える。
その真逆で、「情理を尽くす」という言葉が私は好きだ。
権力や権限に頼らず、問題・課題の本質を捉えて、その解決に困難があっても取り組む必要性を
理路を立てて理解してもらおうとする姿勢こそが大事であり、その姿勢に皆が共感してくれてこそ、
前に進んでいける、進んでいこう、進んでみよう、と思えるのだと思う。
それが、組織の大小を問わず、真のリーダーなのだと思う。

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