桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

嬉しいねぇ

2020-02-06 | Weblog
大阪高裁で逆転無罪判決があった。
揺さぶられっ子症候群と呼ばれる事件だ。
幼い児を揺さぶったり、暴行したりしたとして逮捕される冤罪事件だが、幼児の脳に残る出血などの痕跡から、即暴行として逮捕され、有罪とされていたものが、諸外国では認識が改まり、その痕跡が暴行を示さないことが明らかとなっていた。やっと日本でも、この揺さぶられっ子症候群冤罪事件では、裁判所の認識が変わったようだ。
冤罪は、どのような事件でも大変だ。苦悩は計り知れない。
揺さぶられっ子症候群冤罪は転倒などの事故で愛する我子を失ったり、脳障害を受けたりしただけでも痛手なのに、その上に犯罪者として逮捕されるのだから苦痛は、よりより増すはずだ。
今日の仲間は地裁で有罪だ。どんなにか悔しくて悲しくて辛かったはずだと思うと、当然の勝利ではあっても嬉しくて涙が出たなぁ。
裁判官、有り難う❗️
おめでとう‼️

こっちが心配だね

2020-02-06 | Weblog
毎日コロナウイルスの情報が流されてマスクや消毒液は品切れとかだが、昨日、アメリカでのインフルエンザで死者が25000人を超えたとの情報を見たのに、こっちは無視されたままだ。
大丈夫なのかな?
アメリカが日本をホワイト国から除外したとかのニュースもあったけど、たしか韓国が日本をホワイト国から除外したとき、日本は大騒ぎしなかった?
アメリカのすること、アメリカで起きることならば、なにもかもアタマを下げて「恐れ入りました❗️」と素通りが日本なのかねぇ?
こんなとき、ヘタレネット右翼連中は、どう思うのだろうか。腹のうちを聞いてみたいなぁ。

なぜ❓️

2020-02-05 | Weblog
少し前、韓国の法務大臣がなんたらと、日本のテレビや週刊誌が大騒ぎしたよね。
朝鮮や中国を叩き、批判すれば売れたり、視聴率が上がるゆえ、それを取り上げるし、過剰に騒ぐのだとは判っていても見苦しく、自分のアタマのハエを追え、安倍晋三や日本権力の不正を騒げ!と思っていたが、また黙殺、黙認かね。
定年を迎えた東京高検検事長の黒川。安倍友の甘利がやった斡旋収賄罪を見逃したりした貢献により、検察官法を逸脱して定年延長し、次の検事総長にするのたという。
韓国のタマネギ法相に大騒ぎしたテレビは、今のところ無視だ。
権力に阿るならばマスコミの資格はない。毎日、毎日国会で嘘を語る安倍晋三が当たり前になり、法律が歪められたらば法治国家は成り立つのだろうか。
こんなときこそ、騒げよ‼️
問題にしろよ‼️
ある人やある存在の法律違反を見逃すような国家や体制は、普通に生きる市民の自由や権利を犯すことになる。
次は、アナタに、その順番が来るかもね。

お出迎え

2020-02-05 | Weblog
飼い猫クーは成長するにつれ、連れ合いが帰宅してもコタツに入ったままだったり、2階から降りて来なかったり、金魚の糞のように連れ合いを求めることが無くなって来たが、昨日、10日振りくらいに帰宅したらば、玄関を開けようとすると鳴き声がした。
また連れ合いの車の音で出迎えるようになったのかと思い、ドアを開けてクー!と声を掛けたらば、俺の姿を見るなり、シャー!と威嚇した。
忘れられた!
でも、すぐにハッとした感じで甘えた声になり、何時も通りに「撫でろ!」と鳴き声を上げ続けた。

大和郡山城

2020-02-04 | Weblog

先日、大和郡山城ホールに行ったとき、時間があったので城を見に行った。
何度も近鉄に乗って見ていた石垣と櫓から、その奥には、更に建築物があるものと期待して行ったが、何もなかった。
大和郡山城は、俺の中では豊臣秀長の城だ。もし秀吉か秀長を殺さなかったならば、きっと豊臣政権は秀長に継がれ、日本の歴史は違ったモノになっていたと思うほど、俺は秀長贔屓だが、そう思うせいか、少しの櫓しか残らない大和郡山城の趣に美しさを感じた。
天守閣は徳川時代になり、取り壊されて再建されず、これも石垣だけしか残っていないが、そこからの眺望は見事。天守閣からの見渡しは、さぞや爽快だったに違いない。
天守閣跡に上って四方を見渡すだけで満足だった。

人間の屑

2020-02-04 | Weblog
昨日の湖東記念病院事件再審裁判では、腐れ検察の態度に、また腹が立った。
たった30秒の冒頭陳述は、新たな有罪立証はしない、裁判所のしかるべく判断を求める、で終わりだ。
無実の人を十数年も獄に入れた検察官としての責任など、全く感じてもいないかのような、その態度が許されるのか、許されて良いのか‼️何があっても反省も改革もしない日本の検察は、本当に腐れだ。
裁判のやり直しというセレモニーは聞いていてイライラするところがあったが、最後の西山さんの証言はスッキリした。
彼女は自分を隠さない、少し発達障害があり、数を60までも数えられなくて、湖東記念病院事件の鍵である人口呼吸器のアラーム消音装置を連続させる60秒をアタマの中で考えることも出来ないことなど、総てを正直に話す態度は、実に清々しかった。
誰が見ても、その犯行は不可能と判る西山さんなのに、彼女に虚偽の犯行を自白させた警察。その嘘の上塗りで起訴した検察。それらの嘘を見抜かずに有罪判決をした裁判所。
政治の嘘が社会を満ち溢れ、何もかもがデタラメなままの日本。
せめて司法くらいは正義と真実が通用して欲しいと願うのは無理かねぇ。
休憩になり、ヘラヘラと笑いながら法廷で修習生と話す検察官に声を掛けようとしたが、かくして日本の正義は維持されたり❗️そんな言葉が浮かび、虚しくなって止めた❗️

再審公判

2020-02-03 | Weblog

今日は湖東記念病院事件の再審裁判だ。
午前11時15分からの傍聴券は、何時もの通りに外れ。
地元の救援会の調整で傍聴券を貰い、これから法廷だ。
西山さをが無実である証拠を隠して犯人に作り上げた警察と検察は詫びもしない。
どんな法廷になるやら。