桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

狭山集会

2018-05-23 | Weblog

今日は石川一雄さんが逮捕されて55年目。毎年、逮捕された日に開く日比谷野音での集会に参加した。
今日は小室等さん、ゆいさん、谷川賢作さん、河野俊二さんの獄友バンドとイー・ジョンミさんが集会前に唄った。
これまでに何度も聴いた映画「獄友」のテーマソング「真実・事実・現実あることないこと」は、あっちでもこっちでも虚言が語られるご時世には、本当にピッタリの歌だ。
さすがに谷川俊太郎さんの詩だなぁ!と感じた。
嘘に塗れた狭山事件。総てが警察に捏造された狭山事件。必ずや再審が開かれなければならない!
今日はあいにくの天気。この雨は、明日の晴れを生むと信じてる。

誰しもが思うこと

2018-05-23 | Weblog
昨日の日大アメリカンフットボール選手の謝罪会見は、実に清々しかったよね。
毎日毎日、どいつもこいつもの白々しい弁明と厚顔無恥なツラを見させられているから、余計に20歳の若者の誠実が胸に迫った。
人間、かくありたいものだが、相も変わらずに安倍晋三と、その一味は「記録は廃棄して確認出来ない!加計孝太郎と面会したことはない」と千枚張りの面の皮だ。 

どいつもこいつも

2018-05-22 | Weblog
毎日のテレビで流されるニュースを見ていると呆れるようなことばかりだな。
日大アメリカンフットボール部の暴力プレー問題、狛江市長のセクハラ問題、どこにも誠実を感じない弁明には、日本人の精神の荒廃を見せられている感じだ。
何しろ、安倍晋三の嘘が、毎日のように明らかになっているのだから、その精神に繋がる連中が同じような姿勢を示すのは、ある意味、当然かも知れない。
今朝は、また愛媛県から文書が公開された。加計学園側から愛媛県に「安倍首相と加計が会って獣医学部新設の話をして、首相からはいいねの答えを貰った。付いては、愛媛県から財政支援をお願いしたい」と話があったという。
アウト!でしょ。
でも、しぶとい加計と安倍晋三は、まだ否定して嘘を重ねるようだ。
森友の佐川の嘘。それを起訴しない検察。セクハラ否定の福田。それを看過する麻生。嘘に嘘を重ねる安倍晋三と加計孝太郎。日大常務理事で学園ナンバー2だという内田の卑劣な弁明。それに狛江市長。
どいつもこいつも腐ってるよなぁ。

物足りないから

2018-05-22 | Weblog
なかなか眠れないので創価学会信者と公明党関係者に書く。
俺は創価学会を宗教として信じて真面目に活動している皆さんの誠実を疑っていない。この世と命、人間の存在や在り方を思って、より良い日本にしたいと考えて活動しているのだろうと思っている。
創価学会の支配下にあり、創価学会の存在と繁栄を一義に活動する公明党にしても同じに違いない。
だから思う。
社会や人間を曇らせるのは嘘だ。人間の未来を担うために社会を導くべき政治が嘘を語ることは、絶対に許さないのだ。
だが、嘘も方便とする仏法。仏法の方便を政治に使うことは許さないと知って欲しいよ。
皆さんの真面目さ、誠実さに対して、今の創価学会と公明党の活動は応えているだろうか。
証拠を捏造する警察、無実の証拠を隠す検察、嘘、嘘、嘘。
正しさが通る日本にしたいよね。

AbemaTV

2018-05-22 | Weblog
今夜はテレビ朝日系のネットテレビに生出演した。
体験した冤罪に付いての思いを好きに語って構わないと言われたから楽しみにしていた。生番組で、何を話しても良いならば、俺が体験し、今も多くの仲間たちが苦しめられる冤罪問題を、自分か知った思いの半分くらいは語れるかと思ったがダメだったなぁ。
地上波テレビもネットテレビも同じだぜ。視聴者配慮ね。は~い反対意見も配慮してますよ!だ。
冤罪問題がテーマならば、そこに元裁判官はいらない。警察と検察の言いなりになる裁判所や法システムの欠陥こそ、日本で冤罪が生まれる原因なのに、その裁判官経験者に語らせては酷だ。
冤罪問題を語るならば対峙する当事者の議論にしなければ、今の社会体制を批判して芸能界から干されているらしいウーマンラッシュアワーの村本さんの番組になるかい?
瀬木教授は、それなりに冤罪原因問題を語ってくれたが、今夜も日本を知らされた感じだったよ。

書き込みに応えて

2018-05-21 | Weblog
税金から交付される政治資金を不正に使用したと指摘され、その全額を返納した公明党に付いて書いたところ、共産党の飲酒運転は許せて公明党の助成金不正は許せないのか?と反論の書き込みがあった。
誰にも間違いはある。人も組織も同じだ。間違いは間違いとして正し、同じ過ちを重ねなければ良いだけだ。共産党だから許す、公明党だから許さないではない。
あの共産党の飲酒運転は、夜に飲酒。朝の新聞配達で待ち伏せの警察官に飲酒検査されて反応した。もちろん、だから良いとは言わないが、朝になってアルコールが残っている体験は、飲む人ならば経験があるだろうという話だ。当事者は事情を認めている。同じ過ちを重ねないということで落着だ。
公明党の問題は助成金の不正使用で告発された件だが、助成金不正は、これが事実ならば公党としての存在意義が問われるほどの問題だろう。
間違った指摘を受けて反論もせずに全額を返納するなど、考えられないではないか。素直に全額を返納した上で「不正使用はない。争うと議員活動が阻害されるから返納した」などと弁明するところが、俺は公明党の汚さとしか思えない。
公明党の母体である創価学会は日蓮宗から生まれた。日蓮宗は教祖の日蓮が鎌倉時代に弾圧された体験を法難として受け継いでいる。ゆえに、他からの批判を法難として排斥する体質がある。
俺は冤罪を体験する中で、自らの行いを反省しない警察と検察の悪辣さを嫌というほど、知らされた。だから、表向きと内側の違う連中は大嫌いだし、信用しない。
過去に創価学会と公明党は出版弾圧で、社会的な批判を浴びたとき、表面では詫びながら内部的には「法難」と語り、批判した人たちを悪し様に逆批判していた。
当時、田中角栄は、この創価学会の代名詞である池田大作を「ヒットラー」と評していたが、信者から莫大な献金を集め、その財力で社会への影響力を強めるのが創価学会だ。そして、その支配下にあり、創価学会の教義を第1として政治活動をする公明党が、過ちを認めない、正せない組織であり、平然と二面性を示す政党だから、俺は大嫌いで批判するのだ。
自民党政治の与党として行動する公明党は信じるに価するだろうか。
何を観て、何を信じるかは、その人自身を示す。
俺は、そう思ってブログを書いているつもりだ。

コーラス

2018-05-21 | Weblog
昨日は、大阪でコーラスグループ30周年のコンサートに行って来た。
和泉市で活動するコラージュというグループは、俺が関西で唄うときに伴奏してくれる女性、キョウちゃんがピアニスト。ぜひ聴きに来てと招待された。
泉北線光明池駅近くにある会場は、初めて行く場所だったが、弥生の風ホールは千名は入るだろうか。
満員だった。
1部と3部がコラージュ。2部は岸和田のジャズバンドだった。
長く歴史があるせいか、コーラスは心に染みた。すぐに飽きてしまう俺なのに、最後まで、1曲、1曲を楽しめた。
キョウちゃんのピアノもコーラスと一緒に唄っているようだった。

総会

2018-05-19 | Weblog

今日は国賠裁判を支援する会の総会。7回目になるが、今回は25名ほどでの集会になった。
これが判決前の最後の総会だろうが、勝利への展望は充分。弁護団からの報告も確信を持てるモノだった。
嘘が認められるからこそ、冤罪は作られる。
的確に警察と検察の嘘が裁かれると確信してる。

こういうところが狡い

2018-05-18 | Weblog
茨城県で公明党の議員さんが私的に助成金を使ったとして告発された。その金、61万余りを返納したとニュースになった。
政治助成金は、議員さんの活動に必要だとして税金から交付される。その助成金を不正使用したと告発されることは、政治活動に対する侮辱に等しい。疚しいことが無ければ、その告発は言い掛かりに過ぎないし、誹謗には断固として戦うべきだろうが、公明党は「不正はないが、裁判をすると議員活動に障害だから返納する」というのだ。
この辺りが公明党の公明党らしさだよな。不正に使っていたから返納したくせに、狡賢く言い訳をして正義面をする。
今、創価学会秘史という本が出版されている。創価学会の初代会長は選手中に獄死していることから、あの戦争に反対したかのように思われているが、実は国民を弾圧した権力と裏側で手を握りあっていたことなどが暴露されているそうだ。
日蓮宗から除名され、日蓮宗でもない創価学会。戦争前から怖くて狡賢い宗教団体だったんだよな。
クワバラクワバラ。