桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

養老の滝から関ヶ原

2016-10-01 | Weblog


昨日は名古屋の休日。
支援者で友人の山盛さんの車に案内されて、まず養老の滝へ。
滝が酒になった養老伝説の地だが、滝は、予想以上に美しかった。
関ヶ原は、これも予想に反していて、思った以上に狭い地域だった。
石田三成の陣跡、決戦の地、勝った家康が首実験をした地などを歩き、最後は小早川秀秋が陣を置いた松尾山へ。
これが、また予想以上に高かったなぁ。裏切り者になった秀秋だが、その山の上から関ヶ原を見下ろすと一望出来て、どんな想いで徳川軍と石田軍の戦闘を見ていたものか、と考えた。
もし秀秋が裏切らなかったらば歴史は変わったのだろうか。
日本の歴史を変えた関ヶ原。爽やかな秋晴れに恵まれて、深い想いを味わった。