桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

家族が増えた

2021-11-10 | Weblog
雨上がりの玄関は落葉が一杯。そのままにも出来ないので掃き始めたらば、お隣さんの蔦草の茂みからネコの鳴き声。かなり大きな声で、鳴き続ける。
気になって行ったが、茂みの奥にいるのは判るが見えない。
俺が落葉を履き終わるまで、鳴き続けたネコを探すと巣のようになったところから小さなネコが顔を出した。左目は目ヤニで開いていない。
昨日の激しい雨にも濡れた気配は無いが、小さくて震えて鳴いている仔猫を見て、もう飼うしかないと思った。
何度呼んでも、なかなか掴めない。俺の手を嗅いで威嚇するような口をしては、また茂みの穴をに戻ってしまう。
ハワイから帰国中の娘に任せたら無事に掴まえて運んで来た。
すぐに動物病院へ。
まだ生後1ヶ月くらいだとか。健康状態に問題はないそうでノミなどの処置をして貰い、とりあえずはダンボールに入れて飼うことにした。
先輩ネコのくーは、何しろ臆病。すぐに2階に避難してしまったが、相性が合うと良いのだけど、さて。
まさか2匹目を飼うことになるとは思いもしなかったが、昨日の雨。巣穴みたいな茂みで一匹だけで鳴き続ける姿を見ては無視出来なかったなぁ。