桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

面白かったなぁ

2021-11-28 | Weblog
今年の日本シリーズは白熱した戦いだった。見ていてハラハラ。投打ともに両チームの力が拮抗して、どちらが勝ってもおかしくない展開だったが、見事にヤクルトが20年振りに日本一になった。
おめでとう💐
最下位からの日本一。監督の手腕だったね。
シーズン当初、大したことがないと思われた外国人選手を粘り強く起用し続けて戦力に育て、投手陣を整備して日本シリーズでは小川が3番手で登場した辺りに高津監督の力量が示されていたな。
負けはしたがオリックスもお見事。若手の抜擢と活躍は中嶋監督の監督としての力を示していたろう。
野球は個人プレーではあるが、その基に団結力が無ければ勝てない。パ・リーグは判らないが、巨人や阪神に欠けていたのは勝とうとする一致した想い、勝ちたいとする共同した意思ではないだろうか。それを欠かせた原因は監督の力量だね。
原のシーズンオフの話は無惨だったなぁ。
「昨シーズンより成績の良かったのがいるかい?」と記者に逆質問したとか。選手がダメだったから勝てなかったと言いたかったのだろうが、お前が一貫した選手起用をしなかったことが選手の成績低下の理由だと言ってやりたいね。
新庄が期待の清宮の腹を触り、「デブじゃない、痩せない?」といたら清宮は「痩せると打球が飛ばなくなる」と反論したのに対して「今も、そんなに飛んでないよ」と言ったらしいが、俺が巨人の監督ならば、菅野の腹を触り「デブじゃない。球が遅くなったよ」と言うだろう。シーズンを見通した投手起用と野手の抜擢起用もするだろう。
矢野は評論に値しない。野球は選手がやる。でも、監督次第で勝てるし、負ける。  だから面白いのかもね。