桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

知らぬが仏

2017-08-27 | Weblog
何も考えず、何も見ず、言われるがままを信じて生きていられる人は、幸せだろうか、不幸だろうか。
俺が創価学会の人や自民党支持で動く人たちを見るとき、何時も想うのは、哀れだなあ、だ。
もちろん、俺は信仰は否定しない。資本主義の利益に預かって生きる人たちも否定はしない。だけど、人間は1人では生きられない。人は繋がり合い、手を取り合い、集団で生きる存在だから、自分たちの世界や、利益だけを良しとして生きてはならないはずなのだ。
自分たちの世界観だけが良しとする創価学会。自分たちの利益を守る政治しか行わない自民党。それを疑わずに信じられる人たち。
何とか目覚めて欲しいものだが、今日は映画、スノーデンを見て、今、日本や世界で起きていることに無関心、無感動でいられるのは、幸せなのかも知れないとも思った。
いや、自民党や創価学会の支持者たちは、北朝鮮のミサイルを案じて眠れない心境かな。まさか、自分たちの支持する政治が北朝鮮にミサイル発射をさせているなどとは思いもしないのだろうなぁ。
知らぬが仏、だよ。