桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

腐れ最高裁

2014-07-14 | Weblog
国が裁判で責任を追及され、責任を示す証拠があるはずだから出せと言われても、「存在しない」と言ったらば、国を相手に闘う者が「ある」と証明しなければ証拠を出す必要はないと、今日は最高裁から判断が示された。
あちゃあ、だよね。
警察や検察、法務省、財務省、外務省等々、官庁が、何時も正義で真実を守るならば良いけど、この連中は、自分たちの過ちを隠すためならば、何でもするよ。隠されたらば、俺たち国民は、どうして証明出来ると言うのだ。
最高裁も腐れてる。
この腐れ最高裁も、何時か、自分たちの裏金とか、責任を追及されたときのために、こんな狂った決定を出したのかも知れない。
どっちにしても日本って国は、国民はマトモだが、官僚組織は腐れ切ってるなぁ。

明日だよ

2014-07-14 | Weblog
昨日から、九州のマスコミから電話が何本があった。大崎事件の決定が、明日、出されるからだ。
嫌だなぁ、辛いよ。
自分のことならば、自分が受け止めればいいだけ。どうってことはないが、仲間の決定は、その辛さが判るだけに、悪い決定のときは話す言葉もなくなる。
俺はガキのときから変わっていて学校のテストが大好きだった。理由は判らない。テストってゲームみたいに結果が楽しみだった。
不謹慎だけど、自分の再審の経過も、何だかテスト結果みたいでワクワクした。でも、人生をかけて闘う仲間の決定は、嫌だよなぁ。明日、午前11時、大崎事件の原口アヤ子さんは「今は死んだと同じ。生き返りたい」と語った決定を受ける。
ただただ祈る思いだ。

下草刈り

2014-07-14 | Weblog
近いうちに連れ合いの実家の垣根を剪定するつもりだが、連れ合いが「垣根を刈る前に下草刈りをしなくては」と言う。そう言いながら「私は救援会のニュース発送作業だから」と言うのは、暗に「やって来て」と言ってるのと同じだよね。で、今日は下草刈りに来た。
垣根は、高くて広くて剪定するのも大変だが、まあ、それも遣り甲斐があって楽しみだ。
実家には、東京から義兄が草刈りに帰省していて、二人で始めたが、垣根の中に入り込み、垣根の中に生えた不必要な木や草を飼っていて蜂に刺された。右手親指と左手人差し指。左手は、 今でも痛い。
どちらも地面に近い位置に巣があったので、今年は大水にはならないね。

伊達市

2014-07-14 | Weblog
伊達市と言えば北海道が有名だが、北海道の伊達市は宮城県から移住した人たちが築いた街だ。
その宮城県の伊達藩は、福島県にいた伊達家が戦国時代に移封されたもので、伊達藩の本家は福島県だと、昨日、初めて知った。
昨日は救援会伊達支部大会に招かれて行って来た。
福島県は松川事件の地元。冤罪事件の闘いの基礎を築いた地区だけに、私の闘いにも理解が深くて、何度もお招き頂く。
昨日は30名を越える方が参加され、俺の話と歌を聴いてくださった。
往復5時間。新しい出会いと美味い桃を頂いて帰って来た。