桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

広島ライブ

2014-07-20 | Weblog


今日は、北陵クリニック事件広島守る会の総会で、そこで唄えと招かれて来た。広島は何度目だろうか。
総会は、午後2時から。
運動、弁護団、請求者、この三者を呼んで古い人は「モべヒ」とか言う。べは弁護士、ヒは被告。でも、モは判らないよね。
俺は判らないが、「モップル」と言う言葉からのモらしい。支援者を示す、何語だろう?
冤罪を闘うのに大事なのは「モべヒの団結」とか言う。
俺は総会の2部に招かれて唄ったが、布川事件の団結こそ、裁判所を説得して勝利したことを語った。
歌も好評、語りは大好評、伴奏の女性のピアノに気持ち良く唄えて、ますます唄うことが愉しくなった広島だった。
次は、もっと大きなコンサートをやる!!と言ってくださる人もいたが、俺に為し得ることがあると思わせてくれた広島ライブだった。総会では、元看護師さんが判決の認定が、いかに医療の現実と違うかを、医療器具を使って実験して見せてくれだ。あり得ない事実を有罪と認定する北陵クリニック事件は、必ず勝つ!!と確信した総会でもあった。

博多ライブ

2014-07-20 | Weblog



新岩国駅で別れた姉妹はホームで祖父母と抱き合って再会を喜んだ後、俺を探して窓際に来て手を振って見送ってくれた。「悲しくなっちゃう」、別れるとき妹の方が呟いたが、きっといいことがあると思って参加した博多ライブは、今年も楽しかった。
大分から毛利さん、博多の弁護士さんが新参加で、ますます出演者が増えて賑やかになる。
俺は、ハナの歌、いまあなたに、ダニーボーイの3曲のつもりで行ったらば、ピアノの鴨志田先生から「ダニーボーイではなくてワインレッドの心」と指定。
ノルウェーから帰国して参加のチェル一家の夫人からは「今年も闇の中にを聞かせてくれますか?」と言われたが、残念ながら予定なし。でも、3曲を唄い終わったらば「もう1曲!」と、主催者の八尋弁護士から声。で、チェル夫人要望の闇の中にを唄った。
「なぜCDを持って来なかったのか?」と言われ、「純日本風の歌で良かった」と言われたが、少し余裕を持って唄えるようになった感じで唄うのが面白くなって来た。