先の参議院選挙で負けて、あれこれと敗戦理由の分析がなされているが、判ってないなぁと思う。
消費税とか何とか言うが、要するに国民は変化を求めたんだ。民主党が日本を変えてくれると期待して衆議院選挙で勝たせたが、結局、変わらない、変えられない現実を知って参議院選挙の投票をしたのだ。だから、真新しいことを言い、変えてくれそうか「みんなの党」が躍進したのだろう。
自民党政治がもたらした不公平やら格差、おかしいと思う人たちが増えて、一気に政権交代したが、やってみれば同じこと。本当に落胆だよね。
俺も、少しは期待したが、たちまち可視化法案のマニフェストからの削除と来ては、全くの期待外れだった。それすらも出来ないのでは、とても日本改革など、望むべくもない。
今の日本、自民党政治価値観が作った不必要な組織は沢山存在する。
例えば、公安調査庁。あそこ、何をしてるの?
警察にも公安課が存在し、一番不透明な金が動いているが、公安調査庁を解体して警察の公安課に統合すれば、いくら税金の無駄を削れるか。公務員の減員を語る「みんなの党」、きっと減らすのは国民のために必要な人たちなんだよね、一般公務員の。
住み易い、暮らし易い国には、その奉仕者たる公務員は不可欠だ。いたずらに減らして良いことにはならない。公安調査庁など、無駄な組織は解体すれば、その有効利用で税金の無駄も、かなり省かれようが、そんなことは出来ないよ、みんなの党だって。
みんなの党が勝ったとて、またすぐに国民に見放されるのは確実だ。
この不況下、大企業だけが収入を増やし、100兆円もの内部留保、貯金を増やすような政治であっては、誰がやっても国民に支持はされない時代なのだ。
何でも、大企業の役員給与は税金に掛からないで損金扱いになり、大金を支払うケースが増えているらしいが、歪んでるよね。
本当に国家、国民の豊かさや満足を政策にする政党が伸びて欲しいし、もっと社会に現われなくてはダメだよね。
今日の民主党のニュースを読んで考えたよ。