桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

散歩

2010-07-20 | Weblog
予定通り、昼を食べてから散歩に出た。
先ずは、確認したいことが出来た読売支局。それから翔事務所へニュース発送の確認。それから備前町から千波湖を回って桜川堤防を若宮団地まで帰った。
約2時間。歩数15212歩。キロ数11、4キロ。暑い盛り。かなり汗もかいたし、疲れた。

民主党

2010-07-20 | Weblog
先の参議院選挙で負けて、あれこれと敗戦理由の分析がなされているが、判ってないなぁと思う。
消費税とか何とか言うが、要するに国民は変化を求めたんだ。民主党が日本を変えてくれると期待して衆議院選挙で勝たせたが、結局、変わらない、変えられない現実を知って参議院選挙の投票をしたのだ。だから、真新しいことを言い、変えてくれそうか「みんなの党」が躍進したのだろう。
自民党政治がもたらした不公平やら格差、おかしいと思う人たちが増えて、一気に政権交代したが、やってみれば同じこと。本当に落胆だよね。
俺も、少しは期待したが、たちまち可視化法案のマニフェストからの削除と来ては、全くの期待外れだった。それすらも出来ないのでは、とても日本改革など、望むべくもない。
今の日本、自民党政治価値観が作った不必要な組織は沢山存在する。
例えば、公安調査庁。あそこ、何をしてるの?
警察にも公安課が存在し、一番不透明な金が動いているが、公安調査庁を解体して警察の公安課に統合すれば、いくら税金の無駄を削れるか。公務員の減員を語る「みんなの党」、きっと減らすのは国民のために必要な人たちなんだよね、一般公務員の。
住み易い、暮らし易い国には、その奉仕者たる公務員は不可欠だ。いたずらに減らして良いことにはならない。公安調査庁など、無駄な組織は解体すれば、その有効利用で税金の無駄も、かなり省かれようが、そんなことは出来ないよ、みんなの党だって。
みんなの党が勝ったとて、またすぐに国民に見放されるのは確実だ。
この不況下、大企業だけが収入を増やし、100兆円もの内部留保、貯金を増やすような政治であっては、誰がやっても国民に支持はされない時代なのだ。
何でも、大企業の役員給与は税金に掛からないで損金扱いになり、大金を支払うケースが増えているらしいが、歪んでるよね。
本当に国家、国民の豊かさや満足を政策にする政党が伸びて欲しいし、もっと社会に現われなくてはダメだよね。
今日の民主党のニュースを読んで考えたよ。

小さな記事

2010-07-20 | Weblog
大阪刑務所の保護室で受刑者が熱中症で死んだとあった。
保護室とは、刑務所内の刑務所。懲罰行為をした人を厳格に閉じ込める部屋で、その構造によってはトイレすらなくて、垂れ流しにした排泄物を流すラバー床になったような保護室もある。
この亡くなった人が入れられた房の構造は判らないが、昼を食べないで夕方4時過ぎに倒れていたのが発見されたとある。昼以外に水も飲んでいないとあるあったから、全く水も与えないでいたらしい。
どんな罪を犯した人かは知らないが、受刑者となったらば人権を奪われる日本。俺は異常だと思う。そういう人の人権も守る社会にならなければ、本当の人権が守られる日本にはならないのではないだろうか。
刑務所での秘かな独りの男性の死、小さな記事だが、多くのことを考えさせられる。