桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

検察の最終意見書

2008-05-08 | Weblog
期日通り、検察の最終意見書が出された。まあ反証しないのだから予想はしていたけど、中味が無い。言葉の都合のいい部分だけを取り上げて、相変わらずに「有罪」だと言い続けてる。今、こういう検察の主張などを世間に公開するとダメらしいんだ、何だか知らないけどね。でも、俺には関係無いね。
如何に検察の思考が正義や真実に程遠いか。このブログで暴いて行くだけ。
俺の取り調べ時間表。捜査報告書に記録された取り調べ時間と食い違い、改ざんが証明されたと書いたよね。そんなの話は知らん振り。時間表に記載が無いから不当な調べは無いなんて言ってる。
自白テープの改ざんは笑ったなぁ。中田さんの編集痕の証明は、それだけで不当な捜査を証明するものじやない、だとさ。
弁護士を誹謗、嘲笑する言葉に三百代言ってのがあるけど、この検察の奇天烈な主張は何と言ったらいいものか。
明日は守る会の事務局会議。どんな言葉が交わされるか楽しみ。