桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

憲法フェスティバル

2008-05-03 | Weblog
今日は水戸の憲法フェスティバル。利根町から来て参加した。
あいにくの霧雨が続き、昨夜からの雨で芝には水が浮いて、水戸千波湖畔、はなみずき公園のコンディションは悪かったね。でも、水戸工業高校のジャズオーケストラのムーンライトセレナーデで開幕したころには薄日が射し始めて、まずまず。
俺、千葉刑務所で音楽クラブに入っていたんだよね。トランペットを吹き、このムーンライトセレナーデで初めて意気のあった演奏ができた思い出があるんです。聴くたびに思い出すね、あのころを。
ところで憲法って、何かね?国の柱、運営の基礎、だよね。でも、それを邪魔に思う人がいる。政府とか権力だとか言われる人たち。本当ならば、一番に国の運営の基本たる法律を守るべき人たちが嫌い、無視する、変だよね。
今の日本を支配する人たちが憲法を嫌う訳は?
皆さん、判りますか?
今の日本国憲法の基本精神は平等。でもさ、権力ってのを握るような政治家や役人は平等が嫌いなんだ。自分は特別の存在として、その他大勢を作りたいだけ。だから平等法律の憲法が嫌いなんだよね。ほら、だからそんな政治家や役人って、不平等の天皇が好き。