夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

52席の至福

2020-10-03 20:07:00 | 鉄道模型の部屋
2019年11月下旬に予約した西武4000系のレストラン電車「52席の至福」が3回に渡り発売が変更になり、11ヶ月近くになって入庫しました。
最初はいつもある発売日の変更でしたが、コロナ騒動もあって今までにないほどの遅れになりました。



マイクロエースは新製品の予告に問題があり、出来もしないのに時期を決定していつも遅延するのが当たり前の企業。
これって結局国内で生産していないからこうなるのですが、生産ラインなどの計画や見積もりが甘いからだと思います。
ともあれ、たまにある生産中止ってことにはならずに済んだので良かったです。



4両編成とはいえ車体のカラーリングはかなり複雑なので、印刷の方も手が掛かっている製品です。
その分お値段も痛いところですが、再生産はないでしょうから外すことが出来ないので、当社ではKATOの8620を削って優先しました。



コメント (8)
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流石 景

2020-10-02 10:36:00 | 本・コミック・文庫
GEが読み終わったので、同じ作者の絵柄や表現についての感想を記したいと思います。



初の単行本のGEは全体的に主人公の内海と彼に影響を与える彼女の黒川を中心に話が進みます。ドメカノでは主人公の藤井と美人姉妹の三角関係で、どちらも高校時代における恋愛ドラマです。



両作品とも主要な人物の葛藤が丁寧に描かれています。初期の作品のGEでは、男の描き方が女性的な目をしていますが、ドメカノではしっかり描き方が変わり、現実的に近い目になっていて、こちらの方が大人の雰囲気といえます。


(GE)

瞳の動きや輝きが重く暗い印象のGEですが、ドメカノは表情の作り方のバリエーションが増えて、感情移入ではかなり違ってより深みを増しています。
(言葉がなくても絵で表現が表せるようになっている)
背景画も最初からドメカノはかなり書き込んでいて、人物の動きが細かくなっています。これはGEも連載が進んでいくに従い段々と密になっていくので、そのまま受け継がれていったと思います。


(ドメカノ)

GEでも絵のレベルはかなり高いと思いますが、連載していくうちに作画が変化して更に上手くなった印象を持ちました。
両作品とも構成度は高くGEは学園ドラマ的、ドメカノはかなり問題作という仕上がりになっています。
最後にどちらも長期連載作品ですが、読み応えがあり途中でだれる事もなく、綿密に練られた良い作品と感じました。
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