夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

連結器交換

2021-11-11 18:13:00 | 武蔵野三鷹工場
先日入庫した、E31、トムの連結器の交換作業に入りました。



手始めに簡単な作業で済むトムから行います。



車体を裏返しにしてカプラーポケットを外します。
カプラーポケット内についているバネも一緒に取り外します。
あとは交換用のKATOカプラーを入れるだけですから簡単です。
二分割になっているカプラーを組み合わせる方が面倒なくらいです。



7両のトムの交換が終了したら、E31のカプラー交換を行います。



トム同様に裏返しにします。
カプラーを外すにはスノープローを先に外します。



スノープローを外すともう一枚薄い台座があるのでこれも外します。この台座はきつめに入っているので先の尖った細いドライバーでこじ開けるようにすると取れます。



片方の台座はすんなりと外せたのですが、反対側はきつく入っていたので台車を外しました。この台座を無理にこじ開けると、この下にあるカプラー受けの上についている取り付け突起が壊れてしまうので注意が必要です。



カプラー胴受けの部分には、中心ピンの他に両サイドに1個突起が出ているのでこれも除去します。これがあるとカトーカプラーが収まりません。
画像では左側は除去済みです。



突起の根元も綺麗に除去をしたら、次に交換するKATOカプラーの加工を行います。
台座のセンターピンでカプラーを支える構造のため、0.5mm→0.7mmのドリルでカプラーに穴を開けます。
カプラーが小さいので2段階に分けて穴を大きくしていきます。



センターピンにカプラーを差し込んで左右の動きに問題がなければ組み立てていきます。



組み込んで見るとカプラーの首振りがきつい(カプラーの根元の突起がぶつかる)ので、スカートを若干削って対処しています。
上の画像はスカートに手を付けずに、カプラーの両サイドをカット。
カプラーの組み合わせ強度が落ちるため、合わせ面を瞬間接着剤で固定しています。



こちらの画像ではスカートを削っていますが、見た目にはわかりませんので、残りのモータ車も含めた3両の交換ではどちらを選択するかはまだ未定です。
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2 コメント

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Unknown (N藤史郎)
2021-11-13 10:56:39
E31、やはり細かい作業が必要となるようですね、私はオリジナルを損なわないように。カプラーを削る方を採るかなぁ・・・でも強度が、かぁ・・・Nの車両の走行抵抗の小ささから大丈夫、と信じて!?
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Unknown (KIMI2)
2021-11-13 15:50:43
N藤史郎さま、通常ならカプラーを削るのが一番ですね。
ところがこのカプラーの突起がぶつからないようにするには、組み合わせの突起挿入部分辺りまで裁断。というよりほぼ裁断なのがつらいところです。
結局形を維持しているのは、中心に開けたピン差込口と、左右の部品の板バネ合わせでくっついているものですから、走行中に分解してしまう恐れも。
次回からは極力角ばっているサイドの不要となる突起を円く加工して見ようかと思います。

実際は小さい部品を削るよりスカート部分を削った方が早いんだけど・・・・・ね(笑)
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