夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

西武鉄道の世界

2015-11-17 21:58:00 | 西武100周年
先月N特派員より、西武鉄道の特集本が出ているぞと言われ購入しました。
時間の関係で今月になってやっと読み始めたわけですが、最新の記事だけあって来年導入予定の40000系と観光列車化される4000系の記事も出ています。内容的には西武鉄道のHPの方がわかりやすいと思います。



この本の前に出た100年記念号と比べると、今回のは現状を中心にした記事が主ですから、記念号とこの本が両方あればかなり詳しい資料になります。
主な相違点は、100年が古い資料(車両、駅)が半数以上を占めているためモノクロが主体になります。現役車両の解説は新刊の西武鉄道の世界の方がかなり詳しく、内容的にはピクトリアルに近い記事になっています。



世界の方は沿線の不思議をテーマに、駅跡や普段見落としてしまうような視点を掘り下げて紹介しており、沿線発見旅ふうな内容です。駅の紹介も全駅カラーで現行のものになっています。
100年は懐かしの昭和時代のモノクロですから、見比べると時代の変化を感じることができます。旧型車両や最近引退した車両や、事業用貨物車両があるので車両制作にはいい資料と言えます。

100年が2667円、240ページ。世界が1728円、144ページ。両方とも税込価格ですが、カラーで構成されている世界は割高と言えるでしょう。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いただきました4 | トップ | 試作品の途中結果 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Kimi2)
2015-11-19 22:24:12
鉄道ブームで、同じような内容や構成の本が多く出ていますが、この本は幅広い鉄道ファンにもおすすめかもしれません。
普段目にしていても気に止めないような内容も含まれていますからね(笑)

10年後には沿線も大きく変化していると思われますから、このような時代を切り取った資料は貴重になりますね。

変化に乏しい新宿線も、一部地下化が完成すれば景色が変わってしまいます。
京王本線の柴崎~西調布が地下になり、昔の面影も少しずつ消えて行くさまを見ていると、地上を電車が走っていたことが無かったかのような錯覚に陥ります。

人間の記憶は曖昧ですから、写真や資料を見返すことは大事かなと思います。
返信する
Unknown (N藤史郎)
2015-11-18 01:19:49
なかなか充実した内容のようですね。ピクのように硬めのものから年少者にも解りやすいように、と、工夫されている鉄道会社の子供向けHPに至るまで、さまざまな情報が発信されていますが、仰る通り、(詳しい)「最新情報」は将来、この時代を振り返った時に貴重な記録となっていると思います。その際、同時期の他社の情報や、社会情勢も一緒に検索すると、重層的かつ充実したものとなり、理解が深まると思います。ネットの価値はそういうところにあるのではないかな、と感じています。
返信する

コメントを投稿

西武100周年」カテゴリの最新記事