現在営業中の上越・北陸・東北新幹線のうち、E1系モーター車の性能が落ちてきたので工場入りする事になりました。
E1系は2個モーターなので協調が崩れてくると脱線の原因になるので、初期症状が出始めたらすぐに対処が必要です。
通常は車輪の清掃で済みますが、今回は購入後一度も内部点検をしていないので、分解清掃を実施しました。
車体と床下は思ったより簡単に分割できました。
動力部分は室内シートと上部床板の二層構造。モーターが収まる床板は下部カバーが噛んでいて、この上から上部床板が重なるサンドイッチ形式です。
モーター、ギヤーユニットを取り出して埃がたまっていないか確認後、フリーになったギヤーユニット車輪汚れを除去しました。
最後に床板裏の集電板をクリーニング液で清掃して組み直しました。再組立て後は通電も良くなり協調性もアップしました。