TOMIXのC55が入庫しました。
大きなケースに入っていて、フロントとキャブ内にクッションが付いています。
これを取り除くとスリムなボディが現れました。価格が高いだけにかなり細密に出来ています。
早速ナンバーを取り付けます。ナンバーは3種類です。
既に先輩のC55が2両いますがナンバーは被ることが有りませんでした。
この製品はテンダーが簡単に外せるので正面と背面のナンバー取り付けが楽に出来ます。この方式は扱いやすくて好感が持てますね。
ここまで細密化されているとテンダーのアーノルドカプラーは見た目が悪いので交換します。
台車はネジで固定されているので外します。カプラーポケットを取り出し交換。ATS車上子も取り付けます。
次にキャブに信号炎管を取り付けます。部品が小さいので慎重に差し込みます。キャブ屋根の通気窓は開閉が出来ます。ここまで再現しているのは初めてですね。
次に先頭部分の両サイドのポールとホースの取り付けですが、写真のように取り外して取り付けます。
非常に細いポールの差込はかなり力加減が難しく、軟質プラの耐久力が低いので垂直に注意しないと曲がってしまいます。傾いていた1本を直そうとしたら根元がポキッと簡単に折れてしまいました。予備が入っているので付け直しましたが、取り付け後も扱いには注意が必要ですね。
元に戻すときもゆっくり傷つけないように押し込みました。
上からKATO、マイクロエース、TOMIXです。KATOはオーバースケールです。C57は改良されたのにC55は改良品が出ませんね。大きな差である動輪を換えればすぐに出来そうな気もしますが・・・・
3社三様とはいえ大きな差異は見受けられません。若干中央のマイクロエースのボイラー位置が高い程度です。
TOMIXのテンダーライトが点灯します。前照灯は煙突がスイッチになっていて、ON、OFFの切り替えが出来ます。
値引きを受けても11000円超えですから高級機関車と言えますね。走行は文句なくスローも良く効いていますし、音も静かです。別付け部品が多い製品でしたが、久々のTOMIXの力作製品と言えるでしょう。