夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

電車庫

2018-09-19 22:03:00 | 鈍間建設
運転会でも使える一回り大きな車庫を考えてみました。
Nゲージの電車庫はGM、KATO、TOMIXなどから出ていますが、それぞれ形も大きさも違います。古い製品ながらGMの物が一番印象がいいと個人的には思っています。
ただ、GM製品はキットなので自分で組み立てて塗装をしなければいけません。
お手軽にというならKATOやTOMIXになるわけですが、この2社の物には共通性がありませんので、そのまま使用するということも出来ません。
結局基本となるレールのシステムで車庫も決まってしまいます。


(TOMIX製 ウェザリングと塗装変更したもの)

また、どれも2線車庫ですから規模的には小さく、横の長さも満足できる大きさではありません。
GM車庫を改造して間口を増やすことも考えましたが、結構な労力と建物のかさ上げが必要になるので作ることにしました。


(グリーンマックス  GM製)

デイテールは簡略化して運搬中に壊れないというより、場所を取らないものとしました。
基本的には現地で組み立てて、終わったらばらすトンネルの構造を踏襲です。





幸い箱モノなので特に難しい作業はありません。
基本設計に入る前に試作の物を作り結合のテストを行いました。TOMYTECのジオコレ式に作ってみましたが、強度不足としっかりとした箱モノになりにくいことから、繋ぎ手による噛み合わせで作ることにしました。





使用するのは1mmと3mmスチレンボード、0.2mm透明プラ板がメインです。
製図をして切り出しますが、端材の量を減らすため1枚の板を有効に使用する設計としました。



1棟の大きさですが、壁の高さは50mm、横の長さは364mm、屋根の高さは65mm、間口は107mmで、TOMIX規格の3線車庫です。
塗装工程を省くため側面は壁紙を使用しています。



切り抜きが修了したので、次の作業は窓の製作です。

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