ふるさと文化館

練馬のふるさと文化館に行ってみました。石神井公園の前を通ることが多いのですが、その沿道の施設には初めての訪問です。



建物はプールも併設されていて、まだ新しく綺麗で洒落ています。
中に入ると憩いのスペースや売店などもありゆっくりできる構造になっています。



練馬区の独立の歴史展は無料ですが、館内の撮影が禁止されているので、残念ながらここに画像を載せることはできません。当時は板橋区であり行政の手続きをするのにかなり不便であったようです。税金を納めに行くのに交通費の方が高くついたり、許可状や商売に関する免許申請も一日がかりで、かなり苦労されていたようです。



昭和２０年には人口が３倍以上になり、急激に膨張してほかの区よりも人口が突出していたようで、そのようなこともあって１５年の独立運動で、ようやく２３番目の区として誕生したという流れです。
武蔵野鉄道＝現在の西武池袋線の沿線開発も人口増に影響していたようです。有名な屎尿輸送も紹介されていて、積み込み駅の江古田の構内図もありました。

当時の練馬区の特産品にはお茶があり出荷量もかなりあったとのこと。また養蚕も行われていたりして、練馬というと大根をすぐに連想しますが、このような産業も盛んだったことがわかりました。
見学後アンケートを頼まれたので記入して、同じフロアにある常設展示場に行きました。





郷土博物館的な作りですが、奥の方には昭和３０年代の風景が再現されていて、ミゼットもあり、映画の三丁目の夕日を連想します。



案内ボランテイアのおばちゃんとしばし談笑し、２時間ほど滞在してしまいました。



Ｎゲージの池袋線エンドレスもあり、レッドラッキートレインとＳトレインが走ります。



次回は公園散歩の後また休憩で寄ってみるのもいいかもしれません。池のそばには有料駐車場もあるので便利ですよ。