夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

安比奈線②

2016-06-07 17:53:00 | 西武100周年
あと少し歩くと安比奈線の終点になりますが、以前は問題なく入れた線路内も時がたちすぎてだいぶ荒れています。



この場所は歩くことが出来そうですが、左右から木が被さってきていますし先が見通せません。以前は先のほうまで見えていたので支障がなかったのですが、20年振りですから迂回することにしました。



下の写真は南大塚方向ですが、片方は入れても反対側がこんな状態が多いのも特徴です。



踏切だった場所もいつの間にか道路が拡幅されて倍以上になっています。中途半端な出来ですが、勝手に拡幅はできませんから鉄道側も認可した結果なんでしょうね。



線路わきに細い道が有ったので歩いていくと左側に物流倉庫が出来ていました。その敷地に沿うように細い道が続いています。倉庫裏を歩いていると一箇所線路わきに繁茂している木の切れ目がありました。ちょっと覗くと中に入れそうです。



中に入ると路面はしっかりしていました。線路も痛みが少なくしっかりしています。
ロケ的には一番いい場所です。確か倉庫があったこのあたり一帯には数件の人家があった記憶がありますが、今はその面影はなくなっています。



時間が止まったような場所をこのまま進みたい気分ですが安全のため戻りました。



ここからほどなくしたところに道路があり、ここを渡ると終点がやってきます。



その目印になるのがこの鉄橋です。



かろうじて線路面は残っていますが、かなり痛んでいる感じがします。



周辺は御覧の通り雑草の栄え放題で下に降りることもままならないようです。



このまま鉄橋を渡るのが一番の近道ですが、きみまろではないですがあれから20年!変わり果てている鉄橋を見るとその気にもなりません。結局右に進路を切って公園の看板があるところから入りました。かなり外れましたが周りには何もないので線路を見失うことはありません。



築堤の形がかろうじて残っていますが路面はこんな状況です。





残っている線路が木の餌食になっていました。根っこが線路を取り込んでいます。木の生命力の強さを感じます。



さらにこんな看板があります。これだけの荒地ですからたくさん生息しているでしょうね。足元に注意しながら歩きました。



と言ってもこのまま先に行ける状態ではないので、迂回して最終地点に向かいました。



ところどころ木に覆われていた場所も最終地点は開けています。



ひっそりと残る架線柱は、「ここが終点だよ」と言わんばかりに立っています。



廃線が決定してこの後この場所はどうなるのでしょうか。河川敷に近いので開発はできないでしょうから、このまま置き去りになってしまうのか・・・・。



帰り際に池辺公園に寄ってみましたが、ここにもマムシ注意の看板がありました。一応整備されていますが、公園としては安全とは言えないですね。



来た道を戻るのもつまらないので、帰りは反対側の道を使い南大塚駅に戻りました。本川越駅によって帰宅しましたが、帰りは下落合~中井間の人身事故で上石神井折り返しになっていると、所沢駅でアナウンスがあったので、国分寺線経由で帰宅しました。

安比奈線沿線の人口が増えているようなので、民家がある1.5キロくらいは復活してもいいのではないかと思った旅でした。

コメント (4)
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