都電には踏切と信号機のふたつが併用されている場所がある。遮断機が下りている踏切なら人も車も通らないが、信号機は無視して渡る場合も少なくない。たまたま見かけてドッキリ! 前方を自転車で走っていた母親(幼児を乗せていた)が、信号が赤なのに無視して突っ切ろうとした。左からの都電が行ったのでOKと思ったらしいが反対側から電車が来ていて、ぶつかりそうになったのだ。運転手が警笛を鳴らしたが母親は走り切った。見ていたこちらは本当に驚いた。私以上に驚いたし怖い思いをしたのは、彼女の直ぐ後ろから同じく自転車走行中だった小学校低学年くらいの娘だろう。娘は一旦停止。電車が行き過ぎてから「いいよー」の母親の声掛けに反応して発進。落ち着いていたので日常的にそんな事をしているのか。それにしても危ない! 時々通るその道で、徒歩の人も信号無視をしているのを見かける。交通量の少ない道路でならまだしも、電車はいつ来るか分からないので信号停止は守らないと。毎日のように肝を冷やしているであろう運転手さんたち、お疲れ様です!