しばらくぶりに彼女の作品を読み返している。亡くなって43年。衝撃的な事故だった。台風だったか雷でだったか、停電中でラジオのニュースで聞いて驚いた事を今でも覚えている。その死を一番驚いたのは本人だったのかも知れない。まだまだ、書きたいものがたくさんあって、生きていても時間が足りないと感じていた人のようだから。ただ、今回気づいたのは小説はとても面白いと思うのだが、エッセイには謙遜し過ぎていやらしいな、と感じられる部分があるな、と。厳格な父親と母親に育てられたせいか、或いは持って生まれた性格なのか、長女としての姿なのか・・・? ちょっといい子過ぎると感じられてしまう場面に度々出会い、戸惑った。こちらの捉え方にも問題がありそうではあるが・・。以前には感じなかったモノを感じて少し悲しかった。向田さんは私の中ではいちばんに推したい女性作家。なのにこんな風に感じた事に自分自身がショックを受けた。”あ・うん”と”父の詫び状”。これらは素晴らしい作品だと改めて思った📚
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