出演者たちは皆、渋い役者たち。モノクロで画質は良くないし、内容も分かり難い面はあったがそんなもの、役者たちの演技によってどこかへ飛んだ。三國連太郎さんは当時何歳? 設定は28歳~38歳くらいのようだが、実際にはもっと年上? ぎろりとした目元と大柄な体躯で女性にもてただろうな。或いは男性にももてたかも? 伴淳三郎さんもとてもイイ。苦労人の刑事役。以前はこうした役者がたくさんいたが、現在はほぼいない。絶滅した感じ? それも😢のだが、実際には存在感のある人って少なくなった。若き日の高倉健さんも強気で迫るところに迫力があり良かった。署長役を演じた藤田進さんは全く(?)知らない役者だったが、この人の存在もこの映画には欠かせなかったのではないか。何処の訛りか不明だが、訛った感じも味があり👍 最近、邦画も次々に公開されるようになったが観たい! と思わせるものがない。こちらの感覚が鈍ったのかも知れないが寂しい限りだ。