闘病生活を送りながら、映画製作をし続けた大林監督。大林監督と言えば”尾道”を映画で全国区に押し上げた功績が大きい。海がありながら港町、という感じではなく瀬戸内海独特の穏やかな風景。かつて小津安二郎監督が好んだ景色にもどこか似ている。ゆったりとした時間の流れ、温暖な気候。映画の中にそれらを入れ込めるのだから凄い。申し訳ない事に監督作品はあまり観ていない。コレ、と思うのは”青春デンデケデケデケ”。若き日の浅野忠信さんが出ていてハチャメチャだけど面白かった。薬師丸ひろ子さんや原田知世さんなどのアイドルを主人公にした作品の印象が強いが、”青春”と呼ぶにふさわしい時代の若者たちを描くのが好きだったのではないか? 晩年は傾向が違っていたのかも知れないが、失礼ながら殆ど知らない。山田洋次監督がその死を悼んでいた。80歳オーバーの監督は少なくなった。山田監督には彼の分も頑張っていただきたい。合掌。
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