今更、ですけれども村上龍さんの小説”69”。書店で目について買って帰り早速読んだ。あまりにも面白かったのでいっきに読んでしまった。以前映画化された時に見たいなぁと思ったけれど機会を逃して観ていない。後悔先に立たず。確か主人公のケン役は妻夫木聡で親友のアダマは安藤何某だった。配役や音楽も魅力的だった。いつかまた上映される日があったら必ず観たい! さて小説の方。面白さのひとつには理解不能の部分もある九州弁(佐世保が舞台だから長崎弁なのか?)で全体が書かれている点。これがすべて標準語だったらここまでの面白さはなかったのではないかしら。ケンは作者・村上さんの高校時代の分身らしいが本当? と疑いたいところも更なる魅力のひとつでしょうか。本から伝わるのは相当にカッコイイ少年で今の村上さんからは想像し難いなぁ。もっとも”限りなく透明に近いブルー”を発表した時分にはその片鱗がなかったとは言えないから、それもありか。時代は流れました、お互いに。
最新コメント
- どるみ/2014年10月11日 映画・ふしぎな岬の物語
- トンちゃん/2014年2月4日 楽に生きる若者たち
- Cormier/2013年5月3日 言葉の暴力
- noga/2013年1月22日 埼玉県教職員早期退職
- z/2013年1月25日 アルジェリア人質事件
- ダイスケ/2013年1月11日 飲食店の店員
- 村石太あ&コピーレディ/2013年1月5日 邦画
- noga/2012年12月19日 田中角栄とその娘
- http://plaza.rakuten.co.jp/gfrredk/2009年12月30日 年の瀬
- 11/14(水)・15(木) 人権委員会設置法案絶対阻止!緊急連続国民行動/2012年11月12日 年内解散・総選挙
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo