リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2009年12月19日 村上龍・69

2009-12-19 18:37:35 | Weblog
 今更、ですけれども村上龍さんの小説”69”。書店で目について買って帰り早速読んだ。あまりにも面白かったのでいっきに読んでしまった。以前映画化された時に見たいなぁと思ったけれど機会を逃して観ていない。後悔先に立たず。確か主人公のケン役は妻夫木聡で親友のアダマは安藤何某だった。配役や音楽も魅力的だった。いつかまた上映される日があったら必ず観たい! さて小説の方。面白さのひとつには理解不能の部分もある九州弁(佐世保が舞台だから長崎弁なのか?)で全体が書かれている点。これがすべて標準語だったらここまでの面白さはなかったのではないかしら。ケンは作者・村上さんの高校時代の分身らしいが本当? と疑いたいところも更なる魅力のひとつでしょうか。本から伝わるのは相当にカッコイイ少年で今の村上さんからは想像し難いなぁ。もっとも”限りなく透明に近いブルー”を発表した時分にはその片鱗がなかったとは言えないから、それもありか。時代は流れました、お互いに。
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1 コメント

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Unknown (藍色)
2010-03-22 00:52:13
こんばんは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
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