スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

JT将棋日本シリーズ&同級生

2018-11-19 19:10:05 | 将棋
 幕張メッセで指された昨日の第39回将棋日本シリーズプロ公式戦の決勝。対戦成績は渡辺明棋王が5勝,菅井竜也七段が2勝。
 振駒で菅井七段の先手となり5筋位取り中飛車。先手の穴熊に対して後手の渡辺棋王は2筋の位を取り,2四に角を転換しての銀冠。後手の工夫が実った感じがしなかったので,戦いが始まってからは先手の方が有利に進めていたのではないかと思います。
                                     
 後手が歩を叩いた局面。ここで先手は☗2五桂と打ちました。この金取りを放置して攻め合うのはとても危険に思えるのですが,☖2八歩成☗同玉☖2七歩に☗3八玉と交わした局面は先手玉が詰みませんから,最短の勝ちを目指せるのならこれでよかったのかもしれません。しかしそういう方法がないのなら,受けに回るべきだったのでしょう。
 逆に後手は一旦は受けに回る必要が出たので☖3一金と引きました。
                                     
 ここから先手は☗2四桂☖同銀と捨て☗3一龍からすぐに詰ましにいきました。これは詰みがあるとみての指し方だったのでしょうが後手玉は詰まず,後手の勝ちになりました。第2図では☗3五桂と駒を渡さずに攻めていく指し方もあります。それでもだめということであれば,第1図で攻め合いに出たのがよくなかったということになるでしょう。
                                     
 渡辺棋王が優勝。2014年度の日本シリーズ以来となる10回目の棋戦優勝で,日本シリーズは2度目の優勝です。

 僕は長者町には長い期間にわたって通っていましたが,その一時期,帰宅するバスの車内でよく会う同級生がいました。彼はその時期は,前の仕事を辞めて新しい仕事を探していた時期だったのですが,職探しから彼が帰る時間と,僕が長者町から帰る時間とが近かったため,僕が帰るためにバスに乗り込むと,彼が乗っているということが何度かあったのです。この晩,みなと赤十字病院入口のバス停でバスを待っていたのがその彼でした。
 彼は実家は僕の家,というのが僕の実家に該当しますが,そこと同じ町内にあります。ただ,幼馴染という関係とは違い,同じ町内ですから同じ小学校に通い,5年生のときに同じクラスになったときに親しくなりました。ありふれたことばでいえば友達になったといっていいでしょう。たぶんそれまでは話をしたこともなかったのではないかと思います。僕のプロレスキャリアが開始することになったのは,同じクラスにプロレスファンだった同級生がいたからなのですが,この同級生というのが彼です。中学校も同じでしたから,クラスが同じか否かで会話の頻度というのは当然ながら変わりますが,関係性はほとんど変わりませんでした。ただ,中学校を卒業すると進む道が別になりましたので,同じ町内に住んでいても会うということは減りました。
 その後,彼は実家を離れていて,仕事を辞めたときに戻ってきたようです。ですから僕が長者町に行っていた頃に会ったのは,少なく見積もっても20年を超えての再会だった筈です。それから少しの間は頻繁に会っていたのですが,いつしか僕が乗るバスに彼が乗っているというケースはなくなりました。彼は仕事を探していたので,きっといい仕事が見つかったのだろうと思っていたのです。
 その後1度だけ,僕がWINS横浜から帰るバスに途中から彼が乗ってきたということがありました。この晩に会ったのはそれ以来ではなかったかと思います。彼は現在はみなと赤十字病院の近辺にある倉庫に勤務していて,この日はその仕事帰りだったようです。僕もなぜこの時間にここからバスに乗っているのかという事情を話し,途中までではありますが一緒に帰りました。

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