スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

フロリースカップ&ふたつのケース

2006-04-28 22:48:20 | 血統
 皐月賞を勝ったメイショウサムソン。この馬も明治時代に日本に輸入され,それ以来日本で綿々と続いてきた母系をその出自にもっています。
               
 日本での祖となっているのは1904年にイギリスで産まれたフロリースカップ。おそらく明治から続く血統の中では,現在,最も繁栄している一族だと思います。
 メイショウサムソンはフロリースカップの直仔として最も枝葉を広げている第四フロリースカップ系で,牝馬ながら天皇賞と有馬記念を勝ったガーネットを経由する牝系です。
 今年のクラシック第一弾は,牡牝ともに戦前からの母系の馬が勝ったことになります。

 人間の身体corpusの中に起こることというのを,人間の身体の一部を構成する物体corpusがある運動motusをなすことであると考え,ここに,物体が運動する原因causaはほかの物体であるということを加えれば,人間の身体の中に起こることには,ふたつのケースが考えられます。
 ひとつは,人間の身体の一部を組織しているある物体が,ほかのやはり人間の身体を構成している別の物体と関係することで運動をするケース。そしてもうひとつは,人間の身体の一部を組織するある物体が,その人間の身体からみれば,完全に外部の物体と関係することによってある運動をするケースです。

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