昨晩の第66回船橋記念。
ヒカリオーソは加速が鈍く2馬身の不利。先行争いになりましたが,逃げたのはアザワクで2番手にキモンルビー。3番手はカプリフレイバー,アドバイザー,コウギョウブライト,ベストマッチョの4頭。7番手にコパノフィーリングとエンテレケイアとクルセイズスピリツ。10番手のシャインカメリアまでは差がなく続きました。3馬身差でコパノキャリー。7馬身差でルーチェドーロ。最後尾にヒカリオーソという隊列。最初の400mは22秒2の超ハイペース。
3コーナーを回るとアザワクにキモンルビーが並び掛けていき,コーナーの途中でキモンルビーが前に。追ってきたのはカプリフレイバーでしたが,最後は脚色が同じになり,4コーナー先頭のキモンルビーが優勝。逃げたアザワク,アザワクとカプリフレイバーの間から伸びたエンテレケイアとルーチェドーロ,カプリフレイバーとその外から伸びたコパノフィーリングとアドバイザーの6頭は接戦の2着争い。先に前に出ていたカプリフレイバーが1馬身差で2着。コパノフィーリングがクビ差で3着。ルーチェドーロがクビ差の4着。アドバイザーがクビ差で5着。エンテレケイアがアタマ差の6着でアザワクがクビ差の7着。
優勝したキモンルビーは南関東重賞初挑戦での優勝。JRAでデビューしたものの11戦して未勝利。高知に転入して5戦4勝。その後に南関東に転入するとC級2組から10連勝してここに参戦していました。持ち時計はほかの有力馬に対してやや劣っていましたので,59秒台の決着になったのはプラスだったでしょう。2着馬よりも4キロ軽い斤量での優勝なので,スピード能力で上回っているとはっきりとはいえませんが,南関東に転入してからは無敗で底を見せていませんから,大活躍まで見込める馬かもしれません。父は2013年にアーリントンカップとスワンステークス,2014年に阪急杯と高松宮記念を勝ったコパノリチャードでその父はダイワメジャー。母の父はサウスヴィグラス。
騎乗した大井の御神本訓史騎手は勝島王冠以来の南関東重賞48勝目。第62回,63回,64回,65回に続く五連覇で船橋記念5勝目。管理している船橋の川島正一調教師は第59回,62回,63回,64回,65回に続く五連覇で船橋記念6勝目。
直感はオカルトとは異なる,つまり麻雀は能動的にプレイするべきであるし,近藤はそうしているけれど,オカルトに依拠してプレイすることを全面的にではなく部分的にしか否定しないという姿勢もまた,スピノザの姿勢と相通ずる部分があると僕には思えます。たとえば『神学・政治論Tractatus Theologico-Politicus』でスピノザは,聖書は真理veritasを教えるものではないけれど,人びとが聖書に服従することを否定はしません。それどころか称揚しているといっていいくらいです。なぜなら聖書に服従することによって,理性ratioに基づいて行動するのと同じように行動することができるようになるからです。少なくともそれができるようになる場合があるからです。つまりスピノザは,本来は理性に基づいて能動的に行動するべきであると考えているのですが,たとえ受動passioに依拠したとしても,能動的に振舞うのと同じ振る舞いができるのであれば,それで構わないといっているのです。
もちろんこれは相通ずるといっても,決定的な亀裂があるのは間違いありません。スピノザは受動的であるその結果effectusとしての行動と,能動的な行動を比較してそういっているのに対し,近藤はそのようにいっているわけではないからです。もしその部分で一致するのであれば,近藤は,オカルトに依拠することによってデジタルに基づくのと同じようにプレイすることができるのであれば,オカルトに依拠することも否定しないといわなければなりませんが,実際には必ずしもそのようにいっているわけではありません。たとえプレイの内容が異なってくるのであっても,オカルトに依拠してプレイすることを全面的には否定しないといっているのです。しかし,オカルトに依拠すること,受動に依存することを,全面的には否定しないという点で,確かに一致がみられるといえるのではないかと僕は思います。
付け加えておかなければならないのは,近藤がオカルトを全面的に否定しない理由として,それが心の拠り所となる場合もあるという点も示していることです。これはとても漠然としたいい方なので,近藤自身が何をいいたいのかということは僕にははっきりとは分かりませんが,上述した点と関係があるとも解せます。
ヒカリオーソは加速が鈍く2馬身の不利。先行争いになりましたが,逃げたのはアザワクで2番手にキモンルビー。3番手はカプリフレイバー,アドバイザー,コウギョウブライト,ベストマッチョの4頭。7番手にコパノフィーリングとエンテレケイアとクルセイズスピリツ。10番手のシャインカメリアまでは差がなく続きました。3馬身差でコパノキャリー。7馬身差でルーチェドーロ。最後尾にヒカリオーソという隊列。最初の400mは22秒2の超ハイペース。
3コーナーを回るとアザワクにキモンルビーが並び掛けていき,コーナーの途中でキモンルビーが前に。追ってきたのはカプリフレイバーでしたが,最後は脚色が同じになり,4コーナー先頭のキモンルビーが優勝。逃げたアザワク,アザワクとカプリフレイバーの間から伸びたエンテレケイアとルーチェドーロ,カプリフレイバーとその外から伸びたコパノフィーリングとアドバイザーの6頭は接戦の2着争い。先に前に出ていたカプリフレイバーが1馬身差で2着。コパノフィーリングがクビ差で3着。ルーチェドーロがクビ差の4着。アドバイザーがクビ差で5着。エンテレケイアがアタマ差の6着でアザワクがクビ差の7着。
優勝したキモンルビーは南関東重賞初挑戦での優勝。JRAでデビューしたものの11戦して未勝利。高知に転入して5戦4勝。その後に南関東に転入するとC級2組から10連勝してここに参戦していました。持ち時計はほかの有力馬に対してやや劣っていましたので,59秒台の決着になったのはプラスだったでしょう。2着馬よりも4キロ軽い斤量での優勝なので,スピード能力で上回っているとはっきりとはいえませんが,南関東に転入してからは無敗で底を見せていませんから,大活躍まで見込める馬かもしれません。父は2013年にアーリントンカップとスワンステークス,2014年に阪急杯と高松宮記念を勝ったコパノリチャードでその父はダイワメジャー。母の父はサウスヴィグラス。
騎乗した大井の御神本訓史騎手は勝島王冠以来の南関東重賞48勝目。第62回,63回,64回,65回に続く五連覇で船橋記念5勝目。管理している船橋の川島正一調教師は第59回,62回,63回,64回,65回に続く五連覇で船橋記念6勝目。
直感はオカルトとは異なる,つまり麻雀は能動的にプレイするべきであるし,近藤はそうしているけれど,オカルトに依拠してプレイすることを全面的にではなく部分的にしか否定しないという姿勢もまた,スピノザの姿勢と相通ずる部分があると僕には思えます。たとえば『神学・政治論Tractatus Theologico-Politicus』でスピノザは,聖書は真理veritasを教えるものではないけれど,人びとが聖書に服従することを否定はしません。それどころか称揚しているといっていいくらいです。なぜなら聖書に服従することによって,理性ratioに基づいて行動するのと同じように行動することができるようになるからです。少なくともそれができるようになる場合があるからです。つまりスピノザは,本来は理性に基づいて能動的に行動するべきであると考えているのですが,たとえ受動passioに依拠したとしても,能動的に振舞うのと同じ振る舞いができるのであれば,それで構わないといっているのです。
もちろんこれは相通ずるといっても,決定的な亀裂があるのは間違いありません。スピノザは受動的であるその結果effectusとしての行動と,能動的な行動を比較してそういっているのに対し,近藤はそのようにいっているわけではないからです。もしその部分で一致するのであれば,近藤は,オカルトに依拠することによってデジタルに基づくのと同じようにプレイすることができるのであれば,オカルトに依拠することも否定しないといわなければなりませんが,実際には必ずしもそのようにいっているわけではありません。たとえプレイの内容が異なってくるのであっても,オカルトに依拠してプレイすることを全面的には否定しないといっているのです。しかし,オカルトに依拠すること,受動に依存することを,全面的には否定しないという点で,確かに一致がみられるといえるのではないかと僕は思います。
付け加えておかなければならないのは,近藤がオカルトを全面的に否定しない理由として,それが心の拠り所となる場合もあるという点も示していることです。これはとても漠然としたいい方なので,近藤自身が何をいいたいのかということは僕にははっきりとは分かりませんが,上述した点と関係があるとも解せます。
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