スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

東京ダービー&売上

2012-06-07 19:15:54 | 地方競馬
 地方競馬はダービーウィークの真っただ中。南関東の第58回東京ダービーは昨晩でした。
 ゴールドキャヴィアやスカイインテンスの逃げも考えられるところではありましたが,キョウエイロブストの逃げになったのは最も可能性が高いと思われた展開。ディーオとカントリーウォークが追っていき,メビュースラブ,ベルモントレーサーと,外目の枠の馬たちが先行。好位に構えたのがゴールドキャヴィアとスカイインテンス。エミーズパラダイスとキタサンツバサ,ブルーソング,ジャルディーノあたりまでが中団を形成しました。最初の1000mは61秒8でこれはハイペース。
 3コーナー過ぎからエミーズパラダイスが動き出すと,先行勢も呼応,キョウエイロブスト,ベルモントレーサー,ゴールドキャヴィア,キタサンツバサの4頭はほぼ雁行で直線。その外にエミーズパラダイスで,さらに外を後方から追い上げてきたアートサハラ。さらにダイヤモンドダンスがいて大外を最後尾にいたプレティオラス。内の4頭は一杯で代わってこの馬群を捌いてきたプーラヴィーダで叩き合い。大外を伸びたプレティオラスが僅かに抜け出して優勝。2着はエミーズパラダイスを内から競り落とす形でプーラヴィーダ。クビ差の3着にエミーズパラダイス。
 優勝したプレティオラスは昨年8月に北海道でデビュー。10月まで6戦して1勝2着2回で南関東に。転入初戦で勝ってからは6連敗していましたが,前走の羽田盃は3着でしたから有力馬の1頭でした。末脚勝負型で,展開が向いたことも確かですが,ブルードメアサイアーがダンスインザダークで,距離延長もプラスに作用したものと思います。今後も活躍の場はわりと長めの距離ということになるのではないでしょうか。京浜盃を勝ったパンタレイの従弟です。Pretiolasはラテン語で褒美。
 騎乗した船橋の本橋孝太騎手は昨年の東京湾カップ以来の南関東重賞4勝目で東京ダービーは初勝利。管理している大井の森下淳平調教師はこれが東京ダービー初挑戦。それでワンツーフィニッシュですから最高の結果でしょう。

 ただし,オッズパークにはふたつの難点がありました。まず,オッズパークの地方競馬は,すべての地方競馬をカバーしているわけではなく,僕にとってはここが最も肝心であったといえる,南関東競馬の馬券を買うことができなかったのです。さらに競輪の方も,購入できない競輪場が存在していたのです。
 つまり,オッズパークの利点というのは,地方競馬の馬券だけでなく競輪の車券も買えるということ。それもただ単に買えるというだけでなく,ジャパンネット銀行からオッズパークに入金してしまえば,それで馬券も車券も両方とも買うことができるのです。つまり,馬券が的中すればそれをそのまま車券の資金に回すことができましたし,その逆も可能でした。そして僕はこの利点を最重要視しました。つまり僕にはふたつの方法があり,ひとつはオッズパークではなくてすべての地方競馬の馬券を購入することが可能な請負会社に申し込み,それとは別に競輪のネット投票をどこかで申し込むことで,そしてもうひとつが,オッズパークに申し込んで,南関東の馬券と_オッズパークで買えない競輪場の車券は別の方法でインターネット投票ができるようにすることだったのですが,僕は後者の方を選択したということです。そこで南関東の馬券に関してはSPAT4という,南関東競馬の馬券だけを専門的に発売するネット投票に申し込んだのです。もちろんここも,ジャパンネット銀行に口座の開設がしてあれば,すぐに投票を申し込むことができました。一方,競輪はオフィシャルサイトから投票を申し込めますので,こちらはさほど問題とはなりません。
 近年,JRAは売り上げが減少していますが,それでも発売金額だけをみるならば,これだけの売り上げを誇る競馬主催者というのは世界的にも稀です。それに比べますと,地方競馬とか競輪は,赤字を生んでいるところも少なくありません。僕の購入額などはたかがしれていますから,そうした赤字に対していうならば焼け石に水といっても過言ではないでしょう。ただ僕自身は,競馬も競輪も,できる限り長く続いてほしいと切に願っています。なのでネットで簡単に投票することが可能になって以降は,それまでよりも積極的に馬券や車券を購入するようになりました。もちろんギャンブルを楽しみたいという気持ちが第一ですが,売り上げに貢献したいという気持ちも同時にあるのです。
コメント
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